「「裏側」」を含む小説

昭和七年に起きた血盟団事件について、実行者の一人、小沼正（おぬま・しょう）さんからの視点で、事件までの経緯を描く物語。90％実話。右翼とか左翼とか、昭和初期の政治史の裏側を描いて…

二人の被害者には関係性がなく、通り魔事件として捜査は進められていくが……。 KAC20205への参加作を改稿しました。（全１話・1700字→全３話・5200字） 自作「交換殺人…

「俺は、一番星になりたかったんだ」 12月24日の朝。冴えない大学生のタカナシが参加したバイトは、子どもから夢を奪うサンタ(悪)の討伐に向かうというものだった。 クリスマスの…

「核融合パルス機関実用化計画」。この計画に参加するため出向している俺の同期は、種子島の実験機発射施設に勤務している。彼女が携わる実験機の打ち上げの様子を、テレビ中継で見守っていた…

タイトルまんまの法廷狂想曲。 　時代は、人口減少が進み少子化対策に各国で対応に追われている未来。 　それに伴って、法も裁判形式も変わり、科学も発展し生活の殆どが科学に依存した世…

　ある日突然、朽木昴が生まれ育った世界は滅亡した。 　それは、増えすぎ、限界に達した並行世界が、互いに衝突し対消滅を起こすことで安定を図る自浄作用――〈ワールド・エンド〉による…

「これで涙をふいてください」 その人はそう言ってハンカチを差し出してきた。 ↑これはこのシーンの裏側のお話です。

大事に思うほど、その気持ちは強くなる。止められないほど。 一話完結短編小説です。是非是非お読みください。

２０２０年１１月大統領選挙 民主主義の根幹であり、無条件で信用されていた超大国における選挙は盗まれた。 これはそんな選挙の裏側のお話 注意：これはフィクションです。現実の人物、…

子供から大人になった私と、先月に亡くなった祖父との想いを手繰るお話です。 ぜひ、聴いてほしい音楽があります。貴方はきっと、それを聴きたくなるでしょう。 読んでくれたら嬉しい！　…

　悪魔祓いとして教会に所属する司教セイルは、依頼で田舎の教会を訪れる。教会を管理する司祭を誑かす悪魔の対峙が目的だったが、現れたアモルは「懺悔をしたい」と申し出た。変わり者の高位…

大陸で三つの指に入る宗教組織『主の岬（ケープ・オブ・ロード）』に神父見習いとして入ったウィステリオだったが、破戒僧ハーブ神父との出会いにより『主の岬（ケープ・オブ・ロード）』に暴…

商店街でティッシュ配りをしていたミニスカサンタは少年に声をかける。 サンタからのプレゼントとして、その手にあったティッシュを渡す。 どこにでもいる普通の少年が、とあるサンタク…

吹奏楽部でバリトンサックス（低音域のサックス）を吹く私。 部活内で権力を持つ先輩に対する『よい返事』ができなかったことから、部員のほとんどの人から無視されるようになってしまう。 …

目の前にあるものを理解するまでに、彼には数十秒が必要だった。ここは月の裏側、ダイダロス・クレーターの一角である。最後のアポロ計画から90年。ネオアポロ計画が発足してから5年。人類…

偉大な魔導師を数多く輩出している名門の魔導師養成学園、グドラシエ。 入門できるのは、満月の夜に舞う招待状によって選ばれた子供だけ。 親元から離れ、共同生活を送る子供たちは切磋琢磨…

F県神羽市。どこかにあってどこにもない地方都市。そこに構えた「私」の事務所に、「日常」とはかけ離れた男女が訪れる。 名探偵を殺したがる彼女の正体とは。 未だかつて見たことのない、…

科学の発展した現代の裏側では魔術師達が日夜暗躍していた 絶対無敗の現代魔術師はぜったいむはいのアドバンスウィザードと読んで下さい

子どもが創造する世界と現実は、真逆である。子どもは未来に希望を抱き、大人は泥臭い社会を明るく語る。それが人間の使命であり、免れることのできない運命なのだろう。