「遺体」を含む小説

　事故死したと思しき人間が、遺体も残さず消滅する――『異常空間遭遇』と仮称されたその現象は、観測の結果、実時空と重合して存在している、異なる時空連続体への転移現象であるらしい。 …

通夜での出来事。 タイトルどおりの話で何のひねりもありませんが、霊感ゼロの筆者が体験した唯一の実話怪談です。あまり怖くないです。 ※カクヨム異聞選集応募用に書きました。

政府の要人が次々殺される事件が起こる。遺体は一様に右腕を切り落とされており、犯人は同一人物と見られていた。十五の被害を越えたころ、政府は秘密裏に、とある私立探偵に事件解決の依頼を…

【pixivにてヒロインイラスト公開中！:https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=637691…

結婚相談所のウィンドウに飾られた花嫁姿の若い女性の遺体。その遺体からは心臓が摘出されていた。鳴海東署捜査第一係の篠塚雅季は、根古里警部の不在で、事件の担当検事になった年下の久賀丞…

混沌シリーズ第５弾。 昭和六十三年、残暑が残る季節に一人の男が自宅の庭に代議士の遺体を埋めた。 それから二十四年後、その男が警視庁に自首してきた。木原刑事は時効だから逮捕できな…

　妻殺害を目的に愛人の霧島佐知（きりしま・さち）から毒薬を渡された山下豪儀（やました・ごうぎ）だが、性格が臆病なために踏ん切りがつかない。 　が、ある日家に帰るとキッチンに妻・小…

海辺の小さな町で、ひとりの青年が監禁致死の疑いで逮捕された。 彼の家からは、男の遺体が発見された。死因は餓死。 容疑者と被害者を繋ぐものは何だったのか。 二人の間で、一体どんな言…

東京稲城市のアパートで、ひとりの男が殺された。 彼の遺体は全身に熱湯を浴びせられ、まるで拷問されたような無残な様相を呈していた。警察は、この男が自分の息子に行っていた虐待と同じ…

あらすじ 深夜10時　山あいにある介護施設で不可解な事故が起きる。 施設を利用していた千代さんが部屋から突如としていなくなり翌日の朝…施設裏の川で遺体となって発見された。 …

東京は新宿で発見された一人の女の遺体。 囚われていく若い女達。無残にも殺された遺体。 佐伯拓馬警部補を中心とした様々な人間模様。 手繰れば全て根は同じ・・・。 シリアルキラーの…

ホラー短編小説集です。各話は独立しているので、どこから読んでいただいても大丈夫です。 第１話【いぬのかお】……老母の遺体を処理するために、男が思いついたのは、衝撃的な方法だった…

世界一の魔石技術者だった前世の記憶を持つ女性技師、ロディア。 彼女のもとに舞い込んだのは、砂漠の町での修理依頼。そこは住人と同数の人形が働く、人形の街だった。 相棒の吸血鬼、リズ…

東京・新宿。その一角にある宵捕町を拠点として、凶悪な犯罪者のみを殺すことを生業とする殺し屋たちがいた。彼らは『屋号会』と称する殺し屋集団で、其々が其々の殺しに美学を持ち、故に”殺…

只の村人だった青年、彼はダンジョンの管理者から助力を求められ、墓守と成る。 葬る遺体？は４００万、毎日ダンジョンに潜る日々が始まった。 　※１月４日　１４話まで順次UP予定 　…

王都の一角に存在する小さなお店、ル・ラセル。 此処は死体を加工し販売する、異端で異質な商店だ。 中には、小さな店主が一人。暇そうに、お客が来るのを待っている。 これはそんな彼と、…

　地方の小さな村。再開発の進むその村は、七夕祭りを目前に控えていた。しかし、どんな願いでも叶えるという七夕伝説の神器が、神社の蔵から盗まれる。そして、神器が原因で事件は起きた。 …

遺体輸送の旅をするコウ道士 各地を周り遺体を安置したり埋葬したりしている。しかしある出来事から輸送の旅をしながら妖怪と戦う事になってしまうのであった。コウ道士は妖怪を退治する事が…

混沌シリーズ第３弾。 ８月１日付けで警視庁捜査一課３係に配属が決まった大野警部補は、早々に殺人事件の捜査を命じられる。彼は先輩刑事の木原と共に、被害者の加藤が働いている株式会社セ…

　時は1993年。破綻すれすれの経済、跳梁するマフィア。サンクトペテルブルクの古いホテルの一室で、ヤク中が殺された。遺体の傍らにチェス盤。殺人課刑事リュトヴィッツはチェス盤の謎に…