七夕革命殺人事件

　地方の小さな村。再開発の進むその村は、七夕祭りを目前に控えていた。しかし、どんな願いでも叶えるという七夕伝説の神器が、神社の蔵から盗まれる。そして、神器が原因で事件は起きた。
　川で、男の遺体が見つかったのだ。それを機に、平和な村は殺人鬼の闊歩する空間となってしまう。
　犯人は七夕祭の関係者。主人公の貴史も、例外ではなかった。見知った誰かが犯人だと告げられて、一同の関係が緊迫する中、恋人のあかりにも殺害予告が届く。貴史は、彼女を守るためだけに事件の解決に奔走することとなった。
　
　犯人は言う「これが私の革命（願い事）」と……


（＊この作品はフィクションであり、実在する、人物・地名・団体とは一切関係ありません）