「前に 短編」を含む小説

学校の言い伝えで､"夏祭りの夜､十二時零分に学校のプールサイドで六人が同時にプールサイドへ話しかけると誰もいないのに返事が返ってき､試した者には不幸が続く"というものがある｡日々…

◇お知らせ 　幻冬舎ルネッサンス新社『拝啓　あの日のわたしへ』に掲載されました。（2019.3.29発売） 　 一所懸命に頑張っている人たちに贈ります。 　青春の涙に２種類あ…

貧乏神…。 人の金運を奪い取り、不幸にさせる存在が、何故神だと崇められるのか…？ その理由を考えた時、この作品を思い付きました。 短編で、不定期連載です。一年前ほどに書き出し…

１エピソード１０００文字の短編ＳＦモノ。 人類に滅びの時が迫っている。 さまざまな宇宙からの脅威に晒された地球は、 既にその兆候があらわれているにもかかわらず気づいている者はほ…

カウンセラー的生き物として、人生相談っぽく話を聞いて早10年。 生きててなんかしんどい苦しい報われない。 と老若男女、頭抱えてゴロゴロしてる。 何が足りなくて、 何が間違ってるの…

蒼子は湖の底で眠りから覚めた。なぜ、こんなところにいるんだろう？生きているのか死んでいるのかも解らない狭間で目の前に現れたのは、真っ白な”水の精”だった。 「この言葉の意を解いて…

蜃気楼のようにつかみ所のない、限りなく透明に近い存在感の少女。 彼女のようになりたかった少年の、切なくて不思議な物語。 2003年に東京創元社の主催する「第1回 ミステリーズ！…

登場人物 ①　…　“人物” ②　…　黒い頭巾を被った演者 ③　…　“外套の男” “狐の襟巻きの女” “長靴の子供” “囲炉裏の老爺” ④　…　“黒い頭巾の男” ⑤　…　“女” ⑥…

ヒトデやウニをはじめとする棘皮動物が陸で暮らす島、凝澪(コゴリミオ)。お屋敷で働くメイドの湯(トウ)の暮らしと、棘皮動物たちの生態を磯眼鏡で覗く短編集。全五話とおしらせです。 …

【樹と香織】シリーズ第二弾！ 　樹は右手に封印された強大な力が解かれようとしているのを感じていた。それは、世界を滅ぼしかねないほどの力であった。 　香織は樹の様子を見に部屋を訪…

貧乏バックパッカーがヘンテコな呪術でひどい目にあう短編ホラー。 数年前書いたっきりどこにもやり場がないのでここにて公開。

現代日本の東京に暮らす、とある学生の一日。 人はどんな変化にだって慣れてしまうものです。その変化が他人事であれば、尚更。 これは我々が「辿るかもしれない」東京の話。

ここに僕らしい作品はもうない。 ただ残ったのは 物書きしようと思い立った時の、過去の文字の羅列 僕は、掟の門を通ってきた。

指の間に薄い膜が張り始めている。 目の前で河津が木津の前で忽然とカエルに変化したらどんな反応が返ってくるだろうか。トリックではない本物のカエルになるとしたら？ これで彼女の心を射…

ずっと前に即興小説トレーニングというサイトで【お題:強い監禁】【制限時間:30分】で書いた短編小説です。 テストもかねて投稿してみました。

モルモット好きによる、モルモット愛に満ちた、モルモット好きへの 現代ファンタジー短編です。 モデルはもちろん、十年ほど前まで買っていた、我が家のモル。 今は旦那のアレルギーで共に…

素晴らしい完成品が私の眼の前に並ぶ。どれも形も大きさも均等で完璧な球体だ。顧客のニーズに合った素晴らしい完成品だ。 ※ジャンルはここで良いのか。自信ないです。

　二時間半の制限時間で指定されたお題に沿って短編書こうよ！　という外部企画「にごたん」。 　そこで当方が書かせて頂いた作品の置き場が、この「私立にごたん学園！」に御座いまする。 …

アイツと彼女が笑っている。 私は…。

【井の頭線】 　京王電鉄が運営する渋谷駅と吉祥寺駅間を結ぶ鉄道路線。十三キロメートル足らずの路線間で接続する路線こそ多いが、実際にレールがつながっているものはなく、孤立した路線と…