7月20日の空

作者 桜井今日子

77

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★★★ Excellent!!!

高校時代、部活をして最後の大会、部活動全員で涙したことを思い出しました。

あの時はただ、悔しくて、でもそれ以上に後悔することはありませんでした。

それはきっとこの仲間と出会えたから、希望を持って卒業できたからだと思ってます。

青春時代に流す涙には二つある。

あなたにこの涙の意味、伝えたいです。


ぜひ、ご一読を!

★★★ Excellent!!!

カクヨムユーザーの中には、年齢の低い方もおられると思うので、要らないかもしれませんが、「機微」という言葉の意味を書きます。

・機微(きび)
表面からは知りにくい微妙な心の動きや物事の趣。
(三省堂 「大辞林」 第二版)


タイトルにある「人情の機微に触れる」とは、面(おもて)に出ていない微妙な、人間らしい感情を感じること、とご説明していいでしょうか。

このエッセイで作者様は、前半部で、最後の試合を終えて涙を流す若者たちを描写することに徹します。
後半部において、やっと作者様は自分の思いを、エールを、応援を、記します。
そのお言葉は、前半で描いた若者たちだけではなく、本作を読む読者さんたちへも向けられた物であり、僕は作者様の文章から、人情の機微を感じました。
同時に、温かいお人柄も

このお人柄を得るまでに、人は、笑ったり泣いたり。

なぜだか分からないけれど、「今」を精一杯生きようと思いました。

★★★ Excellent!!!

サッカー部での最後の試合。
敗退してしまい泣く子たちを母親目線で綴ったエッセイとなっています。

そしてそれをもとに、頑張る人、夢に向かう人、過去に悔しい思いをした人、これから夏を迎える人、夏が終わった人、泣いた人、啼いた人、哭いた人……すべてに贈るエール。

読了後、頑張ろうっ!と思う気持ちと、きっと誰かが見ていてくれていると思いました!

「夢」に関するすべての人におすすめの作品です♪

★★★ Excellent!!!

何かに打ち込む人、頑張る人。これから何かに立ち向かっていく人。
自分の身の回りにいる大切な人への、青空のように広く、奥行きの深いエール。
シンプルな言葉で綴られたこの作品の中には、そんな胸の熱くなるような思いがギュッと濃縮されています。

サッカーの試合で、てっぺんまで上り詰めることのできなかった男の子たちの涙。その熱や痛みがとめどなく吐き出され、仲間同士を支え合い——やがて訪れる爽快感。
全力で戦い合う。チームや個人に関わらず、熱い想いをぶつけ合うこと。夢中で努力を重ねた後にだけ味わえる、様々な思いが溢れ出す涙。
そんな素敵な経験がある人にも、まだない人にも——作者は、全力で頑張ることの素晴らしさを優しく分け与えてくれます。

何かに向けて、全力でぶつかってみたい——そんな気持ちにならずにはいられない。若々しく熱く、そしてなんとも言えない爽快感に溢れた、素晴らしい作品です。

★★★ Excellent!!!

なんと力強く、それでいて無償の愛を感じさせてくれるエッセイでしょうか。
作者の他の物語は、とても洗練された文章で、拝読するのが気持ち良いのです。ところが今作は、思いの丈をすべてつぎ込まれた、仕掛けも装飾もない直球なのです。ズシンと心に響いてくるのです。
公式にピックアップされる理由が、これなんだとあらためて納得いたしました。

★★★ Excellent!!!

ギラギラと照りつける太陽。
額からこぼれ落ちる汗。

甲子園での高校球児の姿が、ふと脳裏を過ぎりました。

どんな大会にも必ず勝者と敗者がいて、喜びの涙を溢す者、悔し涙を溢す者、それぞれの思いがある。

泣いて
啼いて
哭いて

その涙は、大人達の胸にぐっと迫るものがあります。

君達を見守る、夏の応援歌。

頑張れ。


★★★ Excellent!!!

私は諦めのいい子供で。
転ばないように、傷つかないように、大きくなってしまったのだけれど。

一生懸命打ち込んで、たとえば失敗しても。
それって素敵なことだなぁ、って思うのです。

失敗してもいいから、好きなことをすればよかった。
そういう後悔をしている大人から、これから大人になるあなたへ。

ぜひ、読んでみて。
あなたのこれからは、輝きに満ちている。

★★★ Excellent!!!

敗北により、惜しくも学校生活最後の試合となってしまった3年生。
試合後の彼らの様子に、母親として感じたこと、思ったことを綴ったエッセイです。

約3000文字でサクっと読めてしまいますので、ここであまり内容は書かないようにしますが、
現在、部活や創作活動など、何かに打ち込んでいる方。また、過去何かに打ち込んでいたという方には是非読んでいただきたい作品です。
努力してきた日々や経験の素晴らしさと同時に、そんな自分を見守ってくれている人の有り難さを改めて気づかせてくれますよ。

応援してくれた人に「ありがとう」の言葉ぐらいのお返しはちゃんとしないとですね。

(必読!カクヨムで見つけたおすすめ5作品/文=カクヨム運営 T.K)

★★★ Excellent!!!

空が讃えている。このフレーズがとても印象的でした。ぼくもまだ夢の途中なのですが、背中をぱんっと押されたような気がします。たら、ればはない。これは人生のどんな場面においてもそうだと思います。明日に持ち越して悔しい思いはしたくないから今日を一生懸命頑張る。今、足踏みしている人に是非読んでいただきたいエッセイです。

★★★ Excellent!!!

 私は中学校時代サッカー部に所属していました。
 部は県内でも五本の指に入る強豪でしたが、私自身はベンチを暖めている選手でした。
 全国大会出場を目標に県予選に挑みましたが、結局出場は叶わず、私自身も大会中一度も出場機会に恵まれることはありませんでした。

 それでもサッカー部での日々は確実に今を生きる糧になっていると、あのときから二十年ほど経った今でも断言することができます。
 夏場に中学生にやらせるには明らかにきつい距離を走らされたことも、今苦しいときを耐える上で役に立っています。

 だから望むような結果を出せなかったとしてもなんら恥じることも後悔することもないと声を大にして言うことができます!

 以上、元若者の経験談でした。
 

★★★ Excellent!!!

照りつける陽ざし。土埃りが舞うグランド。ブラスバンドの演奏。金属バットの音。歓声とため息。汗と涙……五感で感じ取れる、心地良いモノ、切ないモノの宝庫みたいな場所です。目を閉じても情景が思い浮かぶのは不思議です。そこに行くことで、忘れかけた何かを思い出すことができ、結果はどうあれ心が満たされます。

ステキな文章ありがとうございます❤

★★★ Excellent!!!

部活を頑張っている高校生の方は絶対に迎えるであろう、最後の勝負の夏。失敗すればあの時こうしていれば、と後悔が絶たない。

例えば負けてしまったとして、マウンドで、ピッチで、涙が止まらないのは、彼らが頑張ってきた証拠。そんな涙はやはり美しい。

夏を迎えるこの季節にぴったりな一作です。