「つばさ文庫」を含む小説

ＣＥＲＮ（欧州原子核研究機構）、大型粒子加速機による陽子衝突実験の最中に偶然発見された人工のマイクロブラックホール。すぐに蒸発して消えると予想されたこのホールは、その後次第に成長…

少子化の本当の理由は、いま日本の成人男性を襲うなぞの乏精子症（男性不妊）だった。自身が男性不妊となった作者が描く迫真の結末とは。

２０３０年、世は超高齢化社会を迎えていた。年金財政は５年前に破たん、政府が取った窮余の一策は収容人員２万人の巨大老人ホームの設立だった。が、この老人ホームの実態は官営の安楽死施設…

ある冬の季節の夜。 二年生になって冬を迎えたある日の事。 主人公――清水彼方は、三人の少女と出会う。 水無月雪音、月島秋穂、花咲千夏。 主人公の彼方と少女たちを中心に 甘酸っぱい…

「感動は作れるんだよ、金と権力で」 時は2030年。 娯楽を楽しませるモノは、アンドロイドの時代へと突入していった。 人よりも、ロボットアーティストの方がはるか確実にいい性…

処女の咲子は校内一のイケメン男、片桐和彦に恋をしていた。 何度も片桐に告白するが、遊び人の面食いモテ男の片桐からは全く相手にされない。 それもそのはず、咲子は冴えないガリ勉女…

　佐藤蓮（さとう・れん）はとある小学校に転校してきた男の子。びっくりするほど整った顔立ちの美少年。でも彼はそんな自分の顔立ちを疎んじている。 　なぜなら彼は、目立ちたくないから。…

「ああ、こんな美少女が俺の目の前に！！ついにモテ期キタアアァァ＿＿っ！！」 が。 「ええと、俺、どうすればいいん？」 冴えない系男子・望月湊と、モテモテ美少女・永田栞里が送…

今年の角川つばさ文庫小説賞向けの小説です。 探偵がいなくなってしまった2030年。滅多に事件も起きず、平和な日々が8年間続いたが、2038年、再び探偵が現れた。 その探偵は…まだ…

前世紀末の大魔王降臨から異世界交流が当たり前になった現代。 魔法使い志望を公言するという規格外れな個性の持ち主なために学校生活になじめない田舎の中学生の望月真帆は、地元のスーパ…

自他共に認めるオタク「佐々木小太郎」は、お気に入りのアイドル「あこ☆」の撮影会のために休日のアキバへ出かけた。しかし、この日はとことんツイてなかった。寝坊して撮影会には間に合わな…

あらすじ 　キャロルは、自分からほとんど話さなかった。 　可愛いから許されていた。 　物心ついたときから、吃音のブロックという症状だった。 　両親にも言えない。兄にも言えない。学…

ぼくはヒロト。図書館で本を読んでいると、いつの間にか知らない町にいたんだ。飼い猫のメルは人間の言葉をしゃべりだすし、知らないお兄さんたちに”アカリ”って呼ばれたり、”探し物屋”っ…

つばさ文庫小説賞に応募しようと昔書いたものを引っ張り出してきましたが、文字数不足のようですね。原稿用紙換算じゃだめですかね。加筆して来年向けにします。 【あらすじ】　４０年前、な…

　多加良勇生（たからゆうき）は、小学５年生。 　なんでもない毎日をおくっていたはずの勇生のクラスに、フシギな女の子、小練（こねり）マシュマロが転校してきた。 　ふとしたことから仲…

　松本翔太は中学一年生。両親の離婚以来、何ごとにも消極的で夢中になれるものもなく、ヘタレな自分に嫌気を覚えていた。 　ある日、学校に地域学習の一つとして里神楽保存会の公演が行われ…

近未来。 過去にロボットの暴走事件があった中で、人の皮を被ったロボットが見つかり始める。 市民は互いに疑い合って混乱していく中、子供サイズのロボットは造れないということから、 子…

腰を痛めたおバァちゃんのお見舞いを兼ね、お母さんの田舎へと遊びに来た小学五年生の涼。 お手伝いをこなしつつ、夏休みをのんびり過ごすはずが、一族の人間にあったりなかったりする能力に…

　辺境の地、トリヒル王国。資源も人材もないド田舎な小国の、唯一の産業は――『姫をさらった魔王が待つ、冒険者練習用ダンジョン』だった!? 　この物語は、大陸のアチコチで闇の軍勢を…

　13歳のルムネアは、戦場漁りの戦場泥棒のウリックとともに、弟を救出しお家再興のためのたびに出る。 　異世界ファンタジー。