「＃満月」を含む小説

外国の観光客を乗せて鳴沙山と月牙泉をめぐるだけの暮らしに飽きた２頭の駱駝が、満月のゴビ砂漠で見たものは……。

猫好きによる飼い猫と下僕のお話。満月の夜、部屋に現れた光の塊に勢い余って頭から突っ込んでしまう女子高生の葉月。ふと目を開けると見知らぬ森の中。どうやら愛猫と一緒に異世界に転移して…

“ひとしずくの森”の主、シュクリ・シュクララは企んでいた。獣耳族の使用人、ニーナが驚く、すてきなハーブティ・ショーを。そしてニーナもまた･･･。 森の主と使用人が織りなす、ほっこ…

タイトルは「古い」という意味のラテン語 antiquus 。 アンティークと旧友のダブルミーニング。 格別高価で美しいビスクドールを崇めるリピーター奇話。

『完全なる雑種（フリードッグ）』 　それは、人間、神、悪魔、天使、妖怪、鬼、妖精、宇宙人など、あらゆる種族との混血に対する蔑称である。 　そんな特殊な血統を持った高校生の天崎東…

月が支配する異世界、アルカディアナ。 その天文台で目覚めた少年、桂城壱夜は、気を失うまでの記憶をなくしていた。 助けてくれた双子の少女、クオンとシオンは、獣のような耳の尻尾を持つ…

魔法が現実になり始めた世界。奇跡は失われ、懐かしさの中にしか浪漫はない。 そんな時代で敢えて機械医療を行う医師と、その補助デバイスの人工知能ねずみが出会う患者たちとの物語。 連…

白神山地には人狼たちの里がある。 満月の夜、演奏会は開かれた。 藤光様の【三題噺の競作】「歌謡曲」「三十六計逃げるにしかず」「天井」に参加させていただきました。 企画URL…

果歩は、普通の会社員。企画課の事務職だ。地味な姿からは考えられない、男遊びばかりの淫乱な女。「壮ちゃん」の愛人で、浮気ばかりの最低な女。彼女には本当は好きな人などいない。誰のもの…

　佐賀県の七ッ釜には噂がある。 　満月の丑三つ時、静寂の一瞬を逃すことなく海面の満月に飛び込めば、理想の世界へ行ける――そんな噂。

　半年ぶりに恋人から澪の元へと届いた便りは、結婚式の招待状であった。もちろん澪とのではない。社交界の華と謳われる令嬢との結婚式だ。 　満月の明かりの下、絶望に打ちひしがれる彼女を…

山頂から見渡せる地平線から うっすらと光がさしてくる。 ドリップしたコーヒーを片手に カフェジャズミュージークを聞きながら ゆっくりと上がってくる朝日を味わう時間。 「いよい…

夏目漱石さんの名言？を使ってしまいました。すみません。💦 ちょっとでも楽しめたら嬉しいです。 コメント来ると、元気が出るので、どうかお願いします！！

　曾お祖父ちゃんの祖国、日本へやってきた「サクラ」だったが、日常に疲れビルの屋上から飛び降りて自殺しようとしていた。ふと、見上げると綺麗な満月が見える。 　そして、父と祖父から伝…

　【『荒磯の姫君（上）』の続きです】 　相瀬は、「次の頭」に指名した真結とともに、満月の夜、島へと向かう。だれに知られてもならない儀式――その儀式に真結はとまどいを隠せない。相瀬…

平凡な生活をしていた主人公はある日、鏡に閉じ込められた狐を助けることに！ しまいには狐が鏡に閉じ込められた謎を一緒に解明してほしいと依頼されることに…。 平凡な生活が一気に不思議…

廃墟で踊る少女の足は、瓦礫で傷つかない。 夕暮れに佇む少年の色彩は、橙色に染まらない。 ふたりと出会ったのは、時代も性別も感じさせない衣装の大人。 ひとの形を持つ、人間ではないも…

この街に住む男と、砂漠の中のオアシスで過ごす男女が、それぞれのやり方で夜を過ごし、やがて、未明を迎えます。 ＊詩繍「昨日のように」に載せた「西の空　月の入り前の満月の光　降り…

満月の夜、見知らぬ屋敷、紋付を着た見知らぬ人々の前でオレは、見知らぬ女と盃を交わす夢を見る。 ジャパニーズホラー映画のイメージで。 女って怖いよね。 pixivでも公開済みです。