「一人称 恋愛」を含む小説

五感で恋する女、十亀摩耶。 普通の恋がしたい彼女に、ついにそのチャンスらしきものが訪れる。恋の形、とはなんだろうか。

【一話完結】 　アラサーの主人公、結衣は4年付き合った彼氏の変化に気が付く。 　そういえば、彼の香水が変わった気がする。 　そういえば、彼のSNSで見慣れない店に行くのをよく見…

　二十代最後の日。 　俺は、ある決心をした。 　今日こそ、彼女に大事な話をすると。

絵本に出てくる勇者に憧れた少年は太陽のような少女と出会い恋をした。しかし二人の前に残酷な運命が容赦なく押し寄せる。 僕は彼女のために、何ができたのだろうか。 絶望のなか過去を…

私は夢の中である女と出会うが、その女は人形だった。

ウギはそう叫びながら後ろから飛びつくようにアンの身体を抱き締める。その勢いからウギの撓わな胸がアンの背中越しに『ぷにゅっ』と潰れるように押し付けられてその瞬間、何故だかアンが赤面…

僕には昔から、僕にしか見えない友達のような人がいる。 彼女はいつも前触れも無く僕の横に現れて、僕が帰る場所を見つけると音も無く消えていく。 歩いている時にしか会えない彼女。会…

私が高校で出会った朝倉東というギャグみたいなネーミングの同級生は「他称・探偵」である。一人称「私」、二人称「君」の朝倉探偵は、端的に言って推理小説の読みすぎ。

美人のユミは、男友達の家に頻繁に泊まるようなアラサー女子だが、心の中では王子様を探し続けている。あるとき、遅くなって自宅に帰れそうもないユミは、男友達の一人、純情くん「十三」の家…

気弱で冷めている故か、学校でも存在が薄く目立たない黒沼乃有真（くろぬまのありま）　 密かに憧れを抱いている人はいるも片隅で眺めるだけ、高校生になったものの何も変わらない、変われ…

　なんかいろいろ残念な感じの女の人が、いきなり結婚するお話。 　結婚してみたはいいものの、でも困難は盛りだくさん。はたして彼女は幸せになれるのか？ 【テーマ】「本屋さん（舞台共…

わたしを壊したあの赤い手は、いったい誰のものだったのか。名も知らぬ男との密事の果てに見えた真実。それは愛か、狂気か。

　かなり昔に仲間内で開催された、持ち寄り企画で書いた小説を、カクヨム用に整形・校正したものです。 　原稿データを無くしていたのですが、久方ぶりに話した友人が保存してくれていたの…

雨に浮かぶ、梅雨の東京。「私」の探偵事務所に、雨に濡れたある女がやってくる。彼女は有名な映画女優、藍原早麻理だった。彼女はストーカーに腕をアイスピックで刺されるという被害にあった…

お義兄さま(おにいさま)の家に居候をしている紬(ツムギ)はお義兄さまの事が大好き。だけど、この日はお義兄さまの姿が見えません・・・　不安になった紬はお義兄さまを探しに家を飛び出し…

イメージのみ、コンセプトのみといった感じで、深く考えず感覚的に読んで頂ければ。

短編。十代の女の子の、わりと独りよがりな一人称小説。 恋愛のような、憧れのような、独善のような、自家撞着のような。 なんともいえない微妙ななにか。 短いのでさくっと読めます。

ボク、苦水（くみず）　甘美（あまみ）は自分の一人称にコンプレックスを持っていた。そんな思いを抱えた高校生の折、『ボクっ娘』好きの変態、織屋（おりや）　紡（つむぐ）に出会ったんだ。…

　――――私は貴方が好きなのです。心の底から、愛の中のその中心に燃える情から、私は貴方を好いています。 　この作品は、ハーメルン様と小説家になろう様でも公開しています。 　…