液晶画面にご用心

作者 こむらさき

77

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★★ Very Good!!

 テンポのいい文体にのせられて、読んでるこちらも「嘘だろ」「ギャー!」「いやまさか」「ギャーーー!!!」と主人公のテンションになってしまい、読了感は私の方がゼエハアしながら「うおおあっぶねえ、この反復アレかと思った、あっぶねえ!液晶がんばれ!」となりました。
 スッと気持ちが巻き込まれる文章です。
 この作者さんの作品はわりとファンタジー要素の強い続きものをこれまで拝読してきましたが、こういう現代舞台でキュッと短い作品もいいですね!

★★★ Excellent!!!

胃壁が痛くなる恋愛物の名手であるこむらさんの新作です。
これまでは胃をグイグイ攻める作品がメインだったのに対して、今回は胃壁攻めを味付けに使いつつ、最後は大団円を迎える感動的な話作りとなっています。
液晶画面が割れるというイベントを節目として上手く使い、そのたびに世界が変わっていく話の作りが読みやすさというか、物語の転を明確に伝える役割を果たしているのが巧みでした。
今までの作風に明るさを加えて誰もが読んでぐっとくる作品になっているのも、ずっと読んでいた人間としてはニヤリとしてしまいます。
非常に面白い作品でした。

★★★ Excellent!!!

これが、胃がキュンとなる物語の力かッ!

この手の作品は読まないので傾向と対策を全く知らないからかもしれないけど、やられました。マジで、やられました。
主人公が途中で上げた叫び声を、読者である俺も2回くらい上げたくなりました。

短いながら楽しませてもらいました。ありがとうございます。