概要
恋愛のような、憧れのような、独善のような、自家撞着のような。
なんともいえない微妙ななにか。
短いのでさくっと読めます。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!隠れ家イタリアンを連想したアナタ、不正解です!
我はネタバレ全開でレビューいたすので、先に本編を読むでござる〜〜〜〜〜
新宿で丸ノ内線に乗り、だらだらと池袋へ。電車の中は、そう、とてつもなく暇! しかも正面の席でJK同士イチャイチャしてやがる!
いいかね諸君、小生は百合の間に入ってめちゃくちゃにぶっ壊したい性癖なのだ!
ふん、頭に血が上ったところ、ほう、相互さんの小説でやんすか……
タイトルの意味はまだよくわかりませんな! だが熱いものを、萌えを感じますな、キーワードに。
そして、我輩は、最初の一文に頭をガ〜〜ンと殴られるわけですわ。
ふむ、幽霊でもみたのですかな。幽霊は撮影できませんな。にしても妙にスピード感のある文章、疾走し…続きを読む - ★★★ Excellent!!!ままならない自意識
レビューというか感想です。
以下の破線より先に、本編に関する重大なネタバレおよび考察を含みます。
ただ、本編を読んで損をすることはないことは保証しますし、仮に「損した!」と仰るならこのレビューもまた読んで損することは請け合いなので、ここで見聞きしたことは忘れてください。
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まず、半端なく自意識が高く自己評価の低い少女が、ままならない自分に腹を立てている。高いのが意識ではなく自意識ってのが生々しい。マフラーに頬を埋める動作一つをとっても「きっと可愛らしい仕草ではない」とか言いながら、幼馴染みだが特に気のない少年…続きを読む - ★★★ Excellent!!!ぼくたちは屋根裏部屋が好きすぎる
子供の頃のぼくは屋根裏部屋に住みたかったし、もっと言えばツリーハウスが欲しかった。
けれどもうちには屋根裏に続く階段はなかったし、ツリーハウスを作れるような大きな木もなかった。
だから仕方なしに近所の神社の敷地内に秘密基地を作ったのだが、中で火を焚いたところ、ボヤ騒ぎになってめっちゃクソ怒られた。
ダンボールで出来た基地はよく燃えた。
なんでぼくが幼少期のアホエピソードをこんな形で披露したのかというと、この作品の主人公であるところの「私」と、幼少期のぼくが求めていたものは同じようなものなのでは無いかと思ったからだ。
結局のところぼくが屋根裏部屋やツリーハウスや秘密基地に求めていたものとい…続きを読む