「情報 SF」を含む小説

八月一日華（ヤブミハナ）はステータスが見える。人という人の情報が一目で分かったのだ。彼女の恋人、直哉の浮気も残酷なほど全て分かる。 そんな時出会ったのが人ではなく、吸血鬼。彼と出…

約10万文字。薄い小説一冊分(読書時間1時間程度)。完結済。花を手折って、未だ散らぬように。春が過ぎても貴方が笑っていられますように。 　 　“我々”の一員、加賀未散は宇宙人だ…

　ＵＦＯ、エイリアン、都市伝説、超能力、オカルト、代替医療、政府の陰謀…… 　インターネットで情報がやりとりされる現代でも、怪しげな情報が力を失うことはない。 　見下され、嘲笑さ…

時は22XX年、世界の技術が発展する真っ只中、白河学園に通うまひろがネカフェのPCで世界の裏サイトを発見する。まひろがハッキングし、ロックを解除した。しかし、機密情報を入手した途…

　夏休み前、ハルヒ画伯の迷惑な魔法陣モドキが呼び起こした情報ナントカによる行方不明事件は古泉と長門の活躍で幕を下ろした……ように見えたんだがあのヘタクソ魔法陣を見ちまった奴があと…

先日地下鉄で、こんな感じで老夫婦に席を譲りました せっかく座れたのに、すぐ席を譲ってしまった男性（私のことだ）を隣の女性はどう思ったろう？　という自意識過剰な短篇を書いてみたの…

　初夏の田舎町。男子校に通う幼馴染の少年二人に宛て、一通の手紙が届いた。 　その差出人は、世界から消されたという友人だった。覚えのない「三人目」の存在について、性格の違う二人はそ…

　遠くない未来。 　人類は脳内情報のデータ化技術により、永遠のイノチを手に入れた。ところが主人公岡田の余命短い婚約者は、このまま死にたいと言い出す。 　ヒトはいつまでヒトたりえる…

　ライトリング銀河連合の調査船リリスの使命は、ライ連以外の生命体を詳細に調査し、敵性生命体の場合絶滅攻撃を行う。新発見の知性体を調査に出た調査船リリスは、原因不明の事故により地…

あらすじ 　情報伝達の手段は進歩をとげ、人工のテレパシーとも呼ぶべき人間ネットワーク（じんかんねとわーく）が作り出された。人間ネットワークは全世界的に普及し、人々は簡単に脳内イ…

時代は･･･2200年。 大学卒業をするも就職に失敗して流れでニートになってしまった主人公、高山俊太はニートだった。 ある日、いつものように親の仕送りをあてにしてFPSをプレ…

　人生のあらゆる情報を、バイオローグと呼ばれるデータに記録し、そこから‘死者の人格の再現’さえ可能になった未来。 　自分の身に一切頓着しない、変わり者の“篠路ミキ”と生活する‘わ…

「――この中に性別を変えた者がいる。そいつが犯人って訳」 心理工学によって意識が支配する街、帝都。多すぎる情報が乱舞するこの街では“探偵”なんて賤業に需要が出てしまう。今日も腐れ…

時は情報社会の真っ只中。 あらゆる物を『情報化』して携帯端末に取り込み、その情報を再構築して、引き出す事ができるようになったため、外を出歩くときは携帯端末さえ持ち歩けばよい時代。…

――――西暦2056年。 世界は21世紀最悪の混迷期を迎え、『静かなる世界大戦』と呼ばれる程に世界各地で紛争が頻発していた。 そんな時代の戦地で活躍する、有人人型二脚機動兵器…

様々な芸能人のスキャンダラスな情報を手に入れ、数多くの人々の人生を狂わせてきた凄腕のゴシップ記者。彼が次に狙いをつけたのは、様々な秘密が噂される人気だった。 アイドルグループ『D…

舞台は100年後の日本。永遠の命を追い求めた人たちは、心を持った人造人間・テンカロイドの発明によって、疑似的にも“最愛の人との永遠”を手に入れた。 最愛の人を失い悲しむ人々に、…

この世界には善と悪にわけられる。 だがときに、善の行いの結果、悪に靡き、悪の行いの結果、善に靡くという、真逆の結果を作り出してしまう結果も。可能性的に存在する。 終わりの始ま…

　下請け映像プロダクション勤務の宮原紡（みやはら・つむぐ）はインドとタイの若年娼婦及び男娼を取材中、奇妙な妙な噂を耳にする。どんな受給者（レシピエント）とでも拒絶反応を起こさない…

　データの本が主流となった２０XX年。図書館古本課は、紙の本の管理、処分を任されていた。また本に限らず図書館には、音楽や映像、個人情報までもが集められている。次にデータとなり保存…