「フィクション 学校」を含む小説

　高校2年生有永拓也は、部活にも入っておらず、リア充グループに属しているわけでもないが、それでも楽しく過ごして来た。 　ある晩青春ドラマを見て、青春っぽいことが出来ていないことに…

　自由奔放、豪放磊落。フィクションでわりと見るけれど、現実では意外と見ない人物である汐原志映浬。何故か彼女に気に入られた零時は、夏休み中であるにもかかわらず呼び出された。この暑い…

紅葉（もみじ）家の弟として生まれた竜太（りゅうた）は姉の由美香（ゆみか）に思春期の辺りから好意を抱き、段々と惹かれていく。 相手の由美香も満更ではないらしく、竜太を一人の男性とし…

苫米地(とまべち)　由紀(ゆき)　１０歳。 彼女は、とりわけ何が得意でもなく、読書が好きな大人しい平凡な女の子だった。 ある日、同じ放課後教室に通っていた同級生の男子、高木(…

拙作「あいすくーる！」のそのまたさらに続編、のつもりではありますが、なにぶんお話が思いつきにくくなりつつあると感じているので、どこまで続くかはわかりません。 すぐ終わる可能性も捨…

死に場所を探していた社会人と、学校に通っているいじめられっ子の物語。

自分の髪をとかすことが物心ついた頃から夢だった。その夢は叶いそうもないことに、いつから気づいていただろう。 ハゲ頭がもたらしたコンプレックスと他人からの視線、学校でのいじめ… ハ…

　孤独な男子高校生、早良義一の趣味はファンタジー小説を書くことだった。その小説では人々は空を飛ぶ巨大な竜（竜都）の上に暮らし、魔法を当たり前のように使っていた。そして、その物語の…

ゲームが大好きな少年。毎日学校に行くのが憂鬱だったが、ある日の朝に変化が生じて……。

スクールカウンセラーの三黒伊織（さぐろ　いおり）。彼には過去の記憶が殆ど無い。そんな彼のもとへ、今日も生徒は訪れる。 様々な悩みを抱えた生徒と人の心に触れていくうちに、伊織は自分…

雪をかき分け、しゃにむに逃げる女は子を孕んでいた。 産まれた女の子は、やがて美しい少女に成長するが、同時に、ある宿命も背負っていた。 少女に迫る黒い魔の手。 少女の親しい人は次…

優秀な頭脳を持ち、運動能力は抜群の海老原光は、妹の海老原唯を一人の女性としか見ていない変態でシスコンの残念な青年だ。 　そんな超ド級の変態シスコン兄貴が、学年ビリの日本一、いや世…

夏のとある室内、冷房の効いた１つの薄暗い部屋にあるパソコンの画面が光っていた。その画面をマジマジと見つめる男子高校生の磯浦豊（いそうらゆたか）。 彼は根っからのオタク気質で現実の…

某自動車大学校の自動車部に所属する俊也は大好きなクルマに囲まれながら仲間たちと充実した日々を送っていた。 モータースポーツに挑戦する青年の青春活劇…のつもり。 ※この物語はフ…

主人公である柊誠は所謂オタクである。 学校では目立つことを避け生活していたが、ひょんなことがきっかけで学校一の美少女、彩条彩香に実は高スペックなことがばれてしまう。その日を境に今…

　志望校不合格…… 　その大学しか行く気はない。それなのに落ちてしまった。仕方なく、予備校に入り次の受験に賭けることにした。 　そして、通うことになった予備校は新設されてピカピ…

　異世界に憧れていた水奈（みずな）。 　世界が変わったのは、高校生の時だ。 　ゲームのようなステータス画面と、もふもふやぷにぷにした魔物に溢れた世界となったのだ。 　特技（スキル…

私が吹奏楽部に入って感じたことや出来事をそのまま書いたものです。 勢いに任せて書いたので粗いです。 1年生の辛く抜け出せない時期を多く書きましたので、少し暗いものになっているか…

　センバツ一回戦。帝東の先発は最速160キロのストレートと落差のあるフォークでプロ注目の右腕、松茂。 　対戦相手の星城は松茂の前に三振の山を築き、8回までノーヒットに抑え込まれた…

春、それは始まりの季節。 芽吹く花々を見て、人はどんな思いを抱くのか。 日常に溢れる花を愛でる人の思いを、なんとなく綴った一話。