概要
コミュ障ぼっち少年が自分の書いたファンタジー小説の中に異世界召喚!
孤独な男子高校生、早良義一の趣味はファンタジー小説を書くことだった。その小説では人々は空を飛ぶ巨大な竜(竜都)の上に暮らし、魔法を当たり前のように使っていた。そして、その物語の主人公はワッフドゥイヒという名の、義一とはまるで正反対の万能美青年だった。
義一はその小説を誰にも見せずにいたが、ある日、級友の少女、山岸かなえが彼の小説と全く同じ設定と物語で漫画を描いているのを発見する。驚き問いただす義一だったが、あらぬ誤解により山岸に平手打ちされてしまう。そして、その瞬間、二人はそれぞれが小説と漫画で描いていた世界、ラーファス学園竜都へと召喚される。
突然の異世界召喚に戸惑う二人だったが、山岸が義一のほおをつねることにより、彼らは再び元の世界に戻ってくる。召喚と帰還のやり方に気付いた彼らは、
義一はその小説を誰にも見せずにいたが、ある日、級友の少女、山岸かなえが彼の小説と全く同じ設定と物語で漫画を描いているのを発見する。驚き問いただす義一だったが、あらぬ誤解により山岸に平手打ちされてしまう。そして、その瞬間、二人はそれぞれが小説と漫画で描いていた世界、ラーファス学園竜都へと召喚される。
突然の異世界召喚に戸惑う二人だったが、山岸が義一のほおをつねることにより、彼らは再び元の世界に戻ってくる。召喚と帰還のやり方に気付いた彼らは、
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!かなり可愛いです
七話くらいで恥じらう山岸さんとの絡みから物語が動きだすシーンがとっても魅力的なんです。
ある方法で世界が切り替わるわけですが、そこはぜひ読んでもらいたいです。
コミュ障ぼっちの主人公も急に可愛くみえます。ネーミングセンスが独特で、異世界の主人公ワッフドゥイヒ? との出会い。舌を噛みそうw
また中盤で主人公の目標や世界観が明確になるシーンが絶妙です。自作自演からうまれた自己嫌悪を乗り越えるのは、自分だけの物語を自分自身で紡ぐしかないんだと教えてくれます。
実はネーミングセンスと序盤の暗い主人公に萎えて、一時読むのを躊躇してしまいましたが、その後一気読みさせて頂きました。
大抵の異世界…続きを読む