「鬼の子」を含む小説

幼少期の頃から先祖返りの力をひた隠しに生きてきた凛は、ある日似たような能力を持つ凛月玲於と出逢う。 意気投合した二人は能力の真実を追い求め、歩みを進める。

時は戦乱。 関東南部の豪族、大堂家の領内からこの物語は始まる。 人々は争い、謀り、裏切り、そして死んでいく。 それぞれの怒りと悲しみは、この世に数々の魔物を生み出すこととなった。…

只今、１７編を完成し、１８話ー竈の神ーを執筆中 続きに文芸社からの審査書評を掲げますが、これにも、書かれているように、 「前編では、判然としなかった事が他編で初めて明らかにさ…

あかねちゃんは殺人鬼なのでその夜も殺人をしていた。 そこへ子熊殺人鬼がやってきた。 子熊殺人鬼はあかねちゃんとの因縁を持っていたが、それはあかねちゃんにとっても同様であった。 殺…

眼の前に突然現れた摩耶先輩は、僕を「鬼道本式」という生死を賭けた「鬼ごっこ」へと誘う。

「もう死にたい……」 ブランコに座っていたはずのわたしが次に目覚めたのは、なんと三途の川岸。 船に乗って行けばあちらはもう地獄。 怖気づくわたしに声をかけたのは、小さな鬼の子、春…

時は平安末期にはじまる御噺——。 潮の流れの疾き、竜神様の棲まう海峡。 そこには、一頭の白い仲間はずれの子クジラがおりました。 通りかかった同じ白さを持つ、人ではないもの。 …

　地球に失望した人類は、スペースコロニー『タヌキ』を打ち上げた。 　『タヌキ』に乗ることになったイリオモテ・タケウチは、もっともっと前から世界に失望していた。 　殺人鬼の子とし…

　昔、昔、はるか昔、妖怪、物の怪、魔物が存在していた頃。 人々は、暗闇に潜む彼らを恐れ、畏怖していた。 そんな時代に奇妙な出来事から話は始まる。 　あるところに、名士の一族がい…

産まれ落ちてすぐに、母に抱かれることなく幽閉され、忌み子、鬼の子として育てられた赤ん坊。五歳になると、一人の神主へと預けられ、その過酷な人生が幕を開く。 ※元祖魔剣少女の祖先…

　東の果てに広がる大海に浮かぶ、神秘と伝説にあふれる島々。 　その一番大きな島を治める群島屈指の王国・綾津島之国（あやつしまのくに）。通称、綾国（りょうこく）とも呼ばれるその国…

世界に10人の特殊能力者がいる。その特殊能力は世界を変えることもできる、存在してはいけないものだ。そして、その者たちは周りからは「鬼の血を継ぐもの」や「鬼の子」などと、鬼扱いされ…

ありふれた少年、山田哲郎は、大嫌いなものがあった。 よくテレビドラマとか漫画とか小説とかで書かれてる 「ラブストーリー」だ！！！ そんなに恋愛がうまくいくわけねえだろ！ そん…

忌み子。 産まれながらにして強大な鬼の力を持ち、忌み嫌われる存在。 そして忌み子は迫害の対象になる存在。 だが、忌み子として産まれてきた少年、忌助は最悪の日々は過ごすことはなかっ…

【短編・完結済　5分読書】 実験室で育てられた、世界をまだ知らない鬼の子。 そんなある日、一人の魔女の少女が、鬼に殺されるために、実験室へと送り込まれるーーー

この世は本来行く道から外れた世界。 人と妖怪が言葉を交わし、まじわり、他とは時代軸が混じった世界。 路地に設置された鳥居をくぐればそこは妖の世界。 妖の住む世界は“彼岸町“とされ…

　幼いころより『化け物』と呼ばれることには慣れているつもりであった。老人のように真っ白な髪、青白い肌に血のように赤い目。生まれてからこのかた鬼の子と忌み嫌われ、蔵の中で半生を過ご…

涼やかな顔をして、高直そうな藍染の着物をまとった旅人ミツキ。 彼の進む先には、様々な悩みを抱えた人や、妖が暮らしていた。 ミツキはそんな彼らを助けたり、あるいは不幸にしながら、…

虐めを受け、不登校になってしまった甲村恵梨香・14歳は、誰も近寄らない、妖が住み着いていると噂される石楠花山へ赴く。 恵梨香にある依頼が来たのだ。 内容は、ある少女の世話係を担っ…