「音楽 幽霊」を含む小説

放課後異世界探検部（略して放異部）は、日々、学校の中にある（といわれている）異世界への入り口を探し求めている。 っていっても、部員は宮津朱里ただ一人。 なんとか部員を増やして活動…

仏道修行中の藤原玄太は、呪いには強いが姉に弱い。 無理やり姉のいる中学校へ転校させられ 一人の少女・夏菜と出会う。 夏菜は自分の前世を思い出したが、運命の出会いを胸の奥に閉ま…

電シャ 逃げる、私は逃げていた 鼻からは 私が先ほど、ぶつけた時に、血管でも切れたのだろう 呼吸の邪魔になるような 鼻血が、漏れだし 口に入り ぽたぽたと 顎から落ちるのを感…

とあるさびれた教会で青年はとあるきれいな歌姫と出会う。青年がピアノを弾いている時に見る夢の中でしか、彼女は姿を現さない。こころから楽しそうに青年のピアノに合わせて歌う歌姫。青年は…

おじいちゃんの幽霊が見える咲村蘭は、おじいちゃんがつけた蘭という名前が嫌いだった。 そんな彼女が音楽サークルで出会った飯塚さんもまた、幽霊と会っているのだった。 霧の中で咲村蘭は…

かつて十四歳の若さでデビューした歌姫、藍沢テトラは、直後にストーカー襲撃事件を受けてから二十八歳の今に至るまで表舞台を去っていた。そんな彼女は、純朴な大学生である浜辺ヒデアキと出…

とある公立高校の廃部寸前の文化系部「電気音響研究部」通称「電音部」。 設立当初の意義を失って久しいここは、幽霊部員や暇つぶし部員の溜まり場と化していた。 今日も今日とて、無駄にハ…

うちの中学には十年ほど前から旧校舎に幽霊が出るという噂がある。でも僕は噂なんて元より信じていなかった。だけど訂正する。音楽室には確かに幽霊がいた。

ガールズバンドのボーカルギターを務める大学生、アヲイは、ライブハウスでユーヒチという男と出会う。彼とは、ここではないどこか別の世界で、共に恋に落ちて結婚の約束を交わした記憶があっ…

「私のように結末を迎えるのは許せない！この世とあの世の透き間に勝手に逃れるのは許せない！……私はお兄ちゃんのために、お兄ちゃんの心の中で演奏するわ。私と共に、お兄ちゃんはこの『ア…

すくすくと方向性が斜めになりながら 育った少年【篠田影道《しのだかげみち》】 その母である【篠田巳影《しのだみかげ》】は マイホームを買ったといきなり引っ越しを提案する。 新…

隣に住んでいたジジイが幽霊になって俺に憑いてきた！なにやら生前やり残したことがあり成仏ができないらしい。しかしそのやり残したことは…？ （全然ホラー要素はありません。気楽に読んで…

どこか、とある地のアンティーク店。 薄暗がりの店内に居る女店主は、義足の凄腕魔術師。 早朝、そのアンティーク店へ逃げ込んできたものがあった。 「命を狙ってくる追っ手から逃げ…

高木優吾は軽音楽部員で、幽霊部員。ギターを愛するひ弱っ子だった。そんな優吾を島村彩子は、バンドに引っ張り込み、ついで高木敦というベーシストをメンバーに加える。夏合宿を経て、九月の…

「【カクヨム新テーマ発掘委員会】『音楽』を題材にした作品募集」によせて書きました。

「成仏したいの。そのために弔いの歌を作ってほしい」 俺はしがないインディーズバンド所属の冴えないギタリスト。ある日部屋に俺のファンだという女の子……の幽霊が現れて、彼女のためのオ…

水嶋は一年間在籍したテニス部を辞め、幽霊部員が多数所属すると噂の文芸部に入った。帰宅部ゲーセン生活を満喫しようと考えた水嶋の思惑は浅はかだった。 水嶋は最新の音ゲー筐体「ジュー…

これから死ぬぼくの朝。もう死んだぼくの告別。悪くない朝の死。

　ある日、中学生の谷風花は君の幽霊が出るという噂を聞いて君に会いに行くことにした。