概要
彼女の歌声は、セカイを滅ぼすことができる。
かつて十四歳の若さでデビューした歌姫、藍沢テトラは、直後にストーカー襲撃事件を受けてから二十八歳の今に至るまで表舞台を去っていた。そんな彼女は、純朴な大学生である浜辺ヒデアキと出会い恋に落ちる。彼の言葉に勇気づけられて再びステージに立つことを決意するテトラ。しかしそれは、彼女を狙う新しい連続殺人事件の幕開けでもあった。『感傷的なシンセシス』の続編。
※2022年の2月から5月にかけてTwitter上で連投していた即興小説の清書版です。
前作『感傷的なシンセシス』はこちら:
https://kakuyomu.jp/works/16816700429318524091
※ この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません
※2022年の2月から5月にかけてTwitter上で連投していた即興小説の清書版です。
前作『感傷的なシンセシス』はこちら:
https://kakuyomu.jp/works/16816700429318524091
※ この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!シリアルなストーリーを書くという事の難しさ、そしてその偉業
本作品は同作者による長編小説『感傷的なシンセシス』の直系の続編である。時間軸的にも続いているし、設定も継承されており、舞台となっている世界も同じで、だいたいの登場人物が引き続き登場する。従って、本レビューの筆者としては、正直なところ『感傷的なシンセシス』を読了したのちにこの作品に進むことをお勧めしたい。
だがその上で、なおこの作品は同時に間違いなく完全な新作としての位置づけにある。なんとなれば、「主人公の交代」が行われているからである。その作品のコンテンツとしての力が強力であればあるほどに悪魔的に難易度を増してしまう、あの「主人公の交代」が、である。
ネタバレをしたくないので、結論だけを…続きを読む