概要
言えなかった「さよなら」の代わりに、幽霊に捧げた愛の歌。奇跡は起きた。
「成仏したいの。そのために弔いの歌を作ってほしい」
俺はしがないインディーズバンド所属の冴えないギタリスト。ある日部屋に俺のファンだという女の子……の幽霊が現れて、彼女のためのオリジナルソングを頼まれた。
しかし即興の歌じゃ満足してもらえず、幽霊ちゃんのさらなる要望でデートすることに。
でも振り回されたのは最初だけ。彼女と一緒にすごすうちに、俺はこの関係が楽しくなってしまった。
だけどわかってるんだ、いつかはお別れしなくちゃいけないってことは。
――これは俺の、そんな短くて忘れられない、悪夢の話。
*見た目以外チャラくないバンドマンと幽霊女子の、ほのぼのラブストーリー。後半ちょっと切ない。
*書いてる人間には音楽・芸能知識は微塵もありませんすいません。
*なろうから出張中/ノベプラにも掲
俺はしがないインディーズバンド所属の冴えないギタリスト。ある日部屋に俺のファンだという女の子……の幽霊が現れて、彼女のためのオリジナルソングを頼まれた。
しかし即興の歌じゃ満足してもらえず、幽霊ちゃんのさらなる要望でデートすることに。
でも振り回されたのは最初だけ。彼女と一緒にすごすうちに、俺はこの関係が楽しくなってしまった。
だけどわかってるんだ、いつかはお別れしなくちゃいけないってことは。
――これは俺の、そんな短くて忘れられない、悪夢の話。
*見た目以外チャラくないバンドマンと幽霊女子の、ほのぼのラブストーリー。後半ちょっと切ない。
*書いてる人間には音楽・芸能知識は微塵もありませんすいません。
*なろうから出張中/ノベプラにも掲
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!優しさと臆病が明日を連れてくる
主人公イオは「祟られたら嫌だな」という理由から、幽霊少女ゴーの頼みを聞くことにするのですが、このイオがどこまでも優しい。
ゴーを怖がる素振りは一切見せず、バイトを休んで、けして余裕がある生活ではないのにデート資金を惜しむこともありません。
むしろゴーのほうが、死んでる私なんかのためにもったいないと止めるくらいです。
そんなやり取りが微笑ましく、イオの自然な気遣いに読者はゴーと同じく惹かれていくはずです。
そしてゴーは遠慮がちで、好きな人の帰りを待っていたり寝顔を見つめていたりと健気な恋する乙女です。
でも、一歩柵を越えたいと思っていて、そんな気持ちがイタズラに表れている、無邪気な危うさのあ…続きを読む