「第２回角川武蔵野文学賞」を含む小説

戦国時代中期、当時の小大名であった武蔵野氏と三鷹氏は互いの領土を巡って長きに渡る戦争状態を続けていた。 その戦争中心地となった構築陣地の跡地周辺を武蔵野市では武蔵野線と呼称してい…

武蔵野を走る電車に揺られて、主人公は夏休みにあった出来事を思い出す。 従兄弟と一緒に会っていた少女は果たして……。 一話完結。【第2回角川武蔵野文学賞　応募作品】

第2回角川武蔵野文学賞に応募するために書いた短編小説です。 このご時世で島根から実家のある神奈川にもなかなか帰省ができません。 帰るついでに武蔵野をぶらぶら散歩することすらままな…

公園で例の（？）ダンスを踊った話。 ※ぎりぎり二次創作では無い……はず。

23歳会社員の行哉は、残業後の帰り道、車で連れ去られそうになった女子中学生を助けようとして刺される。目が覚めると200年後の文明が荒廃した日本に転生していた。犬の佐助と話せる能力…

【第2回角川武蔵野文学賞】応募作品 ときは正平七（一三五二）年閏二月。空には絹の糸のように細い月の、銀漢高く澄める夜であった。

第２回　角川武蔵野文学賞、応募作品です。 全年齢対象 【PR文】 　梅雨末期、雹（ひょう）に追われた１羽の白鷺（シラサギ）が、武蔵野台地の末端に位置する駅に逃げ込んだ。そして、…

私にとって、この街はなにものなのだろう。 （短篇集から、一時的に独立させました）

山口貯水池の中心に向かって叫ぶ少女。 彼女の切実な思いに、僕は行動を起こす。 第2回角川武蔵野文学賞「武蔵野×一般文芸部門」参加作品 https://kakuyomu.jp/c…

狭山湖の中心に向かって叫ぶ少女。 彼女の切実な願いに、私は行動を起こす。 第2回角川武蔵野文学賞「武蔵野×ライトノベル部門」参加作品 https://kakuyomu.jp/c…

【あらすじ】中央線の西荻窪。できれば停まらず通り過ぎて欲しかった。彼のことを思い出すから。話すことが苦手な不器用なバンドマン。一緒にラーメンを食べた日はずっと忘れない。 第2回…

第2回角川武蔵野文学賞によせて書きました。

井の頭公園での思い出です。 突然あらわれた白像に目を奪われ、千円札を奪われ、体の自由を奪われ、そして作品の一部になりました。

『第2回角川武蔵野文学賞』にエントリーしました。 神代植物公園にデートに来た男の子が、なかなか告白できずに、神代植物公園をくまなく散策してしまうお話です。 よろしければ。 h…

「プロゲーマーにならないか」。 ゲーミングチームのＧＭからそんな誘いを受けた主人公、源田。 しかし、大学受験を控えている彼は軽々にそのチャンスを掴めない。 自分の未来のためには、…

【まえがき的なやつ】 第2回角川武蔵野文学賞参加作品です。 （落選しましたけど。泣） この文学賞への参加は二作品目ですが、武蔵野のことを全然知らないのに、性懲りもなくまた書いてし…

　この世界には二種類の人間がいる。 　すなわち「定住者」と「旅行者」である。 　どちらもその名の通り「定住者」は一所に定住して暮らすもの。「旅行者」はあちこち移動しながら暮らす…

※2022/06/30追記 第2回 角川武蔵野文学賞・ライトノベル部門で審査委員賞を受賞しました！ 応援ありがとうございました。 時は江戸時代中期。 武蔵国で奇妙な変死事件が…

一人の男が、ただひたすらに歩いていく。それは季節の流れのごとく、誰かに止められるものではない。

見下していたタイプの女に玉砕する大学生のお話。 第2回角川武蔵野文学賞参加作品です。