「短編集 夏」を含む小説

小学校六年生。 子どもだけど子どもなりにオレにだって苦労もあるのさ。 理由なんてない。 心がね、ぺちゃんこになっちゃうんだ。 だから、夏の夜って嫌いだ。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊…

とある病院の事務当直の仕事で出会った不思議な出来事。実際に体験した人から聞いた実話です。 怖くないホラー、夏の夜を少しだけ涼しくしてくれるかもしれません。 かるーく読める短編集に…

　妹は昔、肺炎をこじらせて死んだ。 　兄である私は、彼女からの願いを引き受け続けている。 　それは彼女の笑顔とは裏腹に、酷な願いだった。 　昔の作品です。短編集にあったものを一…

俺には、類い稀なる容姿を持った幼馴染がいる。親同士の仲がよく、俺達自身も毎日一緒に登校する仲。これだけ聞くとラブコメ小説でしかありえなさそうな、理想な幼馴染だが欠点が１つ。 と…

季節をテーマにしたちょっと不思議な短編集です。 第一話　ぜんぶ春のせい　 　　　　春保険？から始まる物語。 第二話　夏が輝きだした 　　　　深夜コンビニで働く主人公に転機が。 …

私、夜芒が考えた俳句（一句）を不定期で掲載します。 ジャンルは特に一貫していませんが、ふと俳句が読みたいと思った時にはぜひ一度覗いてみてください。 ※コンテスト応募作品は…

エジプト神話に登場するハヤブサの頭を持つ天空と太陽の神である「ホルス」に因んで命名された小惑星探査機ホルスは、小惑星「リュウグウ」の探査を終え地球にその採取物を届けると、再び宇宙…

セミは夏を報せて、コオロギは秋を奏でて、カエルは冬に去り、チョウチョは春を運ぶ。 私よりも短い一生なようで、密度は彼らの方が濃かったりする。 生き物と私の当たり前のようで奇妙な関…

「宵闇の夏色」のスピンオフ集です。宵闇の夏色を読んでいない方の閲覧はおすすめしません。

八月の真ん中。 花火大会に君はいつも遅れてやってくる。 ーーー 『泉田短編集』より抜粋。 短編連載第一弾 ーーー

僕の彼女は押しに弱い――躊躇いがちなのに、彼女は僕の言葉にどんどん応えてくれる。そんな彼女は僕の心配をよそに可愛くなっていき、クラスでも目立つ存在に――。 じれったい恋愛物と…

2023年春執筆 「別れ」のとき。 文章群「劇夏B」より、小説五編からなる百合短編集「Blooming Dance」

【黒歴史放出祭】参加作品⚫️黒歴史（痛い編）⚫️あれは中2の夏。優等生でもなくなり、不良にもなれない。スクールカーストの枠からもはみ出たオイラは「イタい変なやつ」へと変貌を遂げて…

6月のある日、深夜2時。 歩道橋から身を乗り出す圭一郎に、奇妙な男が囁いた。 「俺はここから落ちるより、轢かれるより確実だよ」 「一緒に来て。幸せにする」 「最後は必ず、殺すか…

未だ言にあらず――それは、未だ言葉としてなかった物事に宛がわれた言葉の未《いま》だ。 それを『未言』という概念で産み出していったのが、未言屋店主です。 その未言屋店主の思い描い…

【絵画『雨ノ街のアりす』】＃ヒューマンドラマ　３人の大学生が１枚のイラストについて議論を交わす話。夜の街で雨に濡れる少女の意味は……。 【理想的な一日】＃現代ファンタジ―　新生活…

いつか、どこの誰かの、誰も知らない―――そんな思い出を集めた短編集。気が向いたときに話が増えます。はじめは夏を舞台にしたお話だけ上げていこうかなと思いましたが・・・ネタ切れ！

兄を好きになった弟と、そんな兄に恋する兄の親友の話です。 １話読み切りの短編集的な感じ。

都内にある、『はなのごはん』という惣菜屋さんを巡る日常モノ。 一品目　白えびの唐揚げ 二品目　夏野菜と鰻のジュレ 箸休め　鳳梨酥≪パイナップルケーキ≫（店主のひとりごと） …