夜芒 俳句集(一句)
夜芒
物の怪の 相貌扮した 枝垂れかな
第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト【俳句の部】/夜芒
解説:
日本画などの美術品で大昔から使われていた枝垂れ柳。
柳の木と云えば、幽霊に関係する不吉な印象がある。
相貌(そうぼう)とは物事の様子や顔立ちの意。
つまりは夜にただの枝垂れ柳を死霊の類いと見間違え拍子抜けしたと、そういう情景を思い浮かべた。
〈幽霊の正体見たり枯れ尾花〉という諺と似ている(これも今思えば五七五となっているので語元は俳句だったのかもしれない)。
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