†—Dark◆History—†

タカナシ トーヤ

プロローグ

第1話 †はじまりはじまり†

中学のとき、自分はスクールカーストの下、あるいはそもそもスクールカーストの仕組みにすら入っていないような存在だったが、「平凡」であることが嫌だった。


かといって、不良になれるような度胸もない。


ではどうなるかというと、おのずと答えは決まってくる。



そう、変な奴になったのだ。

ちなみに、意図的にではない。

「結果的に」変な奴になったのだ。


当の本人は、カッコいいと思ってやっているのである。


この短編集は、自分が封印してきた痛い痛い青春時代の過去を曝け出し、笑いに昇華させるために書く。


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