「#ほのぼの #万人向け」を含む小説

３・１１の津波で死んだ、お姉ちゃんの片方だけの赤い長靴を抱いて、おばあちゃんは泣いてばかり。７年目のケジメをつけようと、家族みんなで岩手に行くことに。長靴でお姉ちゃんのお墓を作ろ…

バイト先でリストラに合い、その上銭湯で靴まで盗まれたついていない私に、オバさんがくれた忘れ物の靴の箱にはLucky Shoesと書かれていた。以来、次々とラッキーが私に訪れてー

元気いっぱいの仔犬が出会う色々な「初めて」。 雪、友だち、お客さまに……だるまさん？ ほのぼのとした日常を描く詩集です。

　かわいい男子が女子校行った。 　落ち込んだ。 　けど、頑張るおはなし。

「私」がその資料館に招かれたのは、まだ夏の終わり。緑の芝が眼前に広がる頃だった。 田舎の小さな歴史民俗資料館。 美しい昭和の木造校舎の移築されたその中に並ぶ、雑多とした品々。 休…

愛情過剰・自信過剰・ワクワク過剰！　人生三過剰の主人公ワク。 十七歳のある日、大好きな父親と別れ、生まれ育った家から、期待に胸をふくらませて旅立ちます。その目的地は、遥かかなたに…

公園のベンチに座るお婆さん、寒そうに震えているので、私は自販機で温かいココアを買い、渡そうと試みる……。

週末に残業をしているある青年に、その先輩社員が差し入れをします。青年はちょっと視野が狭くなってピリピリしていましたが、小腹が満たされたことで少し落ち着きを取り戻します。その様子を…

昔、映画館で観たゴジラを思いながら。全てのゴジラ好きの方に捧げます。

私、染谷琴音(そめやことね)は、超高齢出産で生まれ、母とは祖母と孫ほど歳が離れている。 だからこんな日が人より早くやってくる。覚悟はしていたけれど、まさか20代で来るなんて…。 …

　昔々、天使の赤ちゃんが天国から落っこちて、さあ大変！迷子になって宇宙をパタパタ。原初の地球へ不時着しました。ほのぼのファンタジー。 　小さな天使の赤ちゃんは、あなたが辛いとき…

｢緑のたぬき｣｢赤いきつね｣ どちらも美味しいけど、好きな人と一緒に食べるとより美味しく感じるんだが。

軽音部でベースを弾く音楽少女の文(あや)。実は誰にも言うことなく、こっそり小説を書き、投稿サイトで公開していた。フォロワーは一桁。ランクも下から数えた方が早いくらい。 同じ軽音部…

受験勉強真っ只中の高校生である石動は、親友の大平に勧められ息抜きの釣りをすることに。しかし釣り上げたのは魚ではなく自称カッパの男だった。

色の見えない僕と、ズボラな彼女とカップ麺。 色のない世界に光が差す。

今年の春から大学生になったツカサ。 埼玉の親元離れて、京都で一人暮らしを始めることになる。 大学に通い始めて、１週間。 家に帰っても誰もいないことが、ふと寂しくなった夜。 玄関の…

何気ない大晦日。 けれど、小学生のタケルには唯一夜更かしが許される特別な日。

ぼくは君のことが大好きなんだ。だから、これからもずっと一緒だよ。 灰色の大きなおうちで育ったたぬきときつねの旅立ちの日の物語。

森のおくで暮らすうさぎさんはひとりぼっち。 「おともだち」が欲しくなり、あることを思い付きました。 お家をそうじし、お家の前にかんばんを立てます。 『本が好きなひとは、読みにき…

ある日、高校生である球太はいつもの帰り道、なぜだか気まぐれで人気のない公園に寄った。 すると突然空から1人の少女が落ちてきた。 「はじめまして、地球人さん！私は宇宙人です。…