「動物もの」を含む小説

リストラされかけている並木。絶望の淵で見たわずかな光。 並木雅実(二七)は、国内二位の菓子メーカー東京製菓の研究開発室に勤務して、味や香りの研究をしている。五月の休日明け、並木は…

　小っちゃな小っちゃなねずみたちの世界へと迷い込んでしまった、２１歳の男子大学生、マサシ。 　別世界で出会った９匹のねずみの家族との、のんびりほのぼのした生活を描いたおはなしで…

十二支になれなかったイタチと猫の物語。

カクヨム甲子園2020ショートストーリ部門応募用作品

ヒトの魂を宿してしまった、とある蛇のお話です 週一回の更新を目標に頑張ります 気長にお付き合い頂ければ幸いです

座敷童子に自宅監禁された男が決死の脱出を図る、現代アクション……ではなく、ゆるっと脱出の道を探る現代ファンタジーコメディ。 ステイホーム生活も、小動物系な座敷童子と一緒なら大丈夫？

「牛のおしりに『目』を描くとライオンに食べられなくなる」実験についてニュースが回ってきたので、それにアイデアを得て書いてみました。

　懺悔いたします。 　ああ、小学生などは、ほぼほぼ野生動物です。相手が自分より上か下か瞬時に嗅ぎ分けてマウントを取り合うのは、大人の狡猾さではありません。持って生まれた本能です。…

ハンターを自称し、周りからも一目置かれる存在の野良猫のボク。変わらないはずの日常と変えたくない肩書きの中、何を思うのか。

一人暮らし、大学生の俺と小さな天使のお話。

短編。すぐ読めます。

「死ぬことが夢」という変わったねずみがおりました。 ある日彼は、手紙を抱えた白いねずみと出会います。 宛名のないラブレターの届け先を探して、二匹の大冒険が始まります。

幼い頃から今に至るまで不幸なことしか起こってこなかった幸(さち) そんな幸を祖母だけが助けてくれたけれどその祖母も他界し孤独に 生きることに疲れた幸は何かに導かれるように死に場所…

武蔵野という場所に住んでいた時の体験を基に、日常を描いてみました。物語のキーとなる動物の表現が文章中などに散りばめられているので、是非探してみて下さい。

ランボとアンヌの兄妹が、森で次々と現れる動物たちと友だちになって冒険の旅！

会社を辞めた優子は、祖父が遺したアパート経営で生計を立てようと海辺の町に引っ越してきた。ある日出会ったスーツ姿の人物に狐にまつわる昔話を聞いてから、優子の身辺では不可解な出来事が…

掛け持ちでアルバイトをする苦学生が、ある動物と出会う物語です。

とある神社の夏祭り。林檎飴を売る出店の主が心待ちにしている一人のお客がいた。今年も彼女がやってきたが……

冒険者だった父ハルディンが、五年ぶりに迷宮から帰ってきた。ようやく家族で過ごせると思ったのも束の間、父の様子がおかしい。明るい部屋を嫌がり、いつも薄暗い部屋に引きこもるようになる…

古びたラジオが淡々と流す、水没のニュース。錆びた電波塔の下、世界は止まない雨に閉ざされて終末を待っている。しけた煙草を咥えて古い団地のベランダから釣り糸を垂れるぼくのところにボー…