「ふたりなら」を含む小説

ある日の夕暮れ、いつものように待ち合わせをして帰り、ふたりだけの食卓を囲む恋人同士のありふれた光景。 ご飯小説アンソロジー「きょうのごはんは？」に参加させていただいた作品の再録で…

時は、たぶん近未来。 サイキック、クローン、ロボット、アンドロイドの少年少女たち――の出来損ないたちが、 ゴミ箱に放り投げられるがごとく、隔離されている学園があった。 その名も…

ピディアト王国では士気の低下を防ぐため、兵士の婚姻は禁じられていた――。 金髪金眼の美貌を誇るフルール・ホワイトは、貴族の男に娶られぬうちに自ら王国騎士団へ志願。 頭脳明晰の変わ…

時をかける【少女】……ではない。これは時をかける【プロデューサー】の物語。 ある雷雨の夜。 プロデューサー三上は、年齢制限のせいで卒業の決まったアイドルのレンから不思議な夢の話…

俺、島本遥生(19)はAIのせいで旧人類という脅威と対峙しなければならなくなった・・でも気乗りしないのよね。そんなわけでAIは自分の分身を使う手法を選ぶんだ。でも動力源は俺なんで…

　喫茶店『レーヴ』。 　巨大な店主に、なぜか店主と一緒にいる幼い少女。 　その喫茶店は、忘れられない記憶を抱えた人々が訪れる、不思議なところだった。 　ある日、ひょんなことか…

　この夢幻がいつまでも、続かないのはわかってた。 　それでも僕はこの世界で、 　キミと一緒にいたかったんだ。 　終わりを迎え、終わりを越えた世界で、居場所を探す、ふたりといっ…

金のない奴がその日の食事にありつくために働く。家出した少女は、犬と一緒に仕事することになった。陰気な女の子ベラ、ちょっとおバカなジョニー、ふたりとも不器用で失敗も多いが、協力すれ…

陽稲と可恋 ふたりの少女の出会いと、友だちになるまでを描くプレストーリー編 平成の終わりと令和の始まりに彼女たちが過ごした軌跡

大学生の丞はサークルで知り合った一つ年上の一花とつき合い始める。二人で過ごす時間は小さなしあわせの積み重ねだったが、ある日、友人・田代の恋人・澪を見てから丞の日常は少しずつ変わり…

あの日、彼女の瞳に映る月が本当に綺麗だったから――。 これは、夕月詩織の回顧録。ふたりの少女、詩織と未来が出会い、互いに恋をし、やがてその結末へと至る物語。 幻の月の下に咲く、彼…

異世界と異世界のトンネルを通じて旅をする二人組の姿があった。ひとりは魔女の愛弟子シロ、もうひとりは魔女の愛娘ソラ。師匠であり母であった魔女は遠い昔に亡くなっていました。 ふたりは…

「地味でモブキャラなわたしが、好きでいてごめんなさい。心の中だけで想い続けていきます。だめですか？」 高校二年生のめぐりは、同級生の孝蔵に恋をして六年目の春を迎えた。高校の弓道場…

🌹2023.2.11 公式レビュー掲載🌹 魔術学校に通う落ちこぼれの少女・エリファレット。 ある日突然、エリファレットは自身が女王の娘であることを知らされる。それも研究の途中で…

窓の月は、いつもひとりぼっち…… ※縦書きです。

使い捨ての鉄砲玉を求めて、場末の酒場を訪れた商人ジャン＝ジュール。 そこでしたたか酔っている美しい少年、ジャン＝シャルルと出会ったことから、彼の計略が動き始める。 ふたりのジャ…

　ちょっと身長が人より高い女子高生のみつはちょっと身長が人より低い友達のれっかにみっちゃん、みっちゃんと呼ばれている。そして実はクールぶってはいるもののれっかのことが好き。そんな…

恋人と、進学を機に遠距離になった高校1年生 愛香の前に現れたクラスメートで美少年の波留。ふたりは純情かつ禁断の恋に落ちていく。