「文学フリマ」を含む小説

巨大な龍が上空を周回し続けている世界で、20年ぶりに龍が東京を通過する日。「私」は来るはずがない友人を待つ。「俺」はこんな日に犯罪者になろうとしている。「僕」は曽祖父の猟銃を持っ…

オ－05です。よろしくお願いします。

11月25日の文学フリマ東京で頒布するサークル誌『浅葱』に寄稿した、『セーラー服とラブレター』のサンプルです。 この他にも、19人のメンバーが執筆した様々なジャンルの小説が収録さ…

11月25日の文学フリマ東京で頒布する個人誌『命短し恋せよ乙女』のサンプルです。 百人一首の恋愛の歌をモチーフにした、恋愛小説43編の短編集です。 文庫/94p/300円 【オ-…

第一次世界大戦の終わらない世界にはひとつだけ奇蹟が実在した。その名はエーテル機関。聖歌隊の少年たちが奏でるテルミンが最強の翼を顕現させ、バトル・オブ・ブリテンの空を翔ける。けれど…

2018/11/25の第二十七回文学フリマ東京 (https://bunfree.net/event/tokyo27/)にて出店する作品の冒頭サンプル公開です。もしも続きを気にし…

　保護猫活動をする真央と野良猫の世話をする葉介。 　考え方は違えど同じ志を持つ者として行動する二人は、 　時に衝突しながらも不幸になる命を少しでもなくそうと己が道を進んでいく。 …

※2019年11月24日(日)開催・第二十九回文学フリマ東京に当作品を加筆・修正した作品で参加致します。 ブース№：コ41～42　【copine&copain】にて。 先の少…

羽生犀星（はにゅうさいせい）は、天才である。誰にも知られないまま亡くなった天才的な詩人にして、太古の人類が身に着けていたであろう技術を独力で再発見した天才だった。彼は言葉を用いて…

ルネサンス時代の画家フィリッピーノ・リッピと妹のはなしです。 文学フリマで配布した無料誌からの転載です。

2015年秋の文学フリマにて発表したコピー誌「不許可作品集01」です。

寛政六年（1794年）。旗本の娘・お凛に、一つ縁談話が持ちかけられてきた。しかしお凛は… コミティア124(18/05/05)・文学フリマ東京26(18/05/06)で無料配布…

類まれなる美声を持つ鳥人「迦陵頻伽」に惚れこんでその卵を手に入れた男と、生まれ来た迦陵頻伽のお話。 ※文学フリマ東京で無料配布したお話です。

2017年秋の文学フリマ東京でコピー本として出したものです。 訂正：コピー本の後ろに「インターネット非公開」とありましたが 「未公開」の誤字でした。 ※即興小説トレーニングの…

さる城の最奥の間。幾多の屍を乗り越え訪れる勇者を、魔王は嬉々として待ち侘びる。親を殺し友を屠り、死地を共にした伴侶の命を奪い、勇者を取り巻く愛の全てを断ち切った魔王は、この世界で…

「麺文化形成前の中国人をイタリアに移植したら、彼らはラーメンをつくるのかパスタを作るのか？」という問いを、Planet Biology（プラネットバイオロジー） という新たな学問…

かつて楽園と謳われた国の廃墟に、一人の少年と老人がいた。 妖しい風貌の少年は問う。「願いを言え。ひとつだけ叶えてやる」 老人は答える。「もしも叶うなら一度だけ、死んでしまったあの…

先生と私の、いつもとあんまり変わらないある日の会話。 ※ 昔文学フリマで頒布した物の供養品です。

百歳に一年足らずの九十九歳で祖母が亡くなった。呉服店の店長をしている綾子は夫が浮気していると知ったときよりもショックを受けた。形見分けで虫干しをしている綾子のところに「夢使い　養…

真っ赤な髪に赤いピアス。アイシャドウに口紅も赤。 ヘヴィメタル・バンドのボーカルである美波。 「お前が来ると雨が降るんだよ」と、彼女は憂鬱そうにつぶやく。 冷たい雨が止むまでの、…