概要
女を訪ねてきたのは「まれびと」だった―絹と夢の綾なす物語
百歳に一年足らずの九十九歳で祖母が亡くなった。呉服店の店長をしている綾子は夫が浮気していると知ったときよりもショックを受けた。形見分けで虫干しをしている綾子のところに「夢使い 養蚕教師 大桑糺」と名乗る男がやってきて―――『夢のように、おりてくるもの』で御馴染みの「夢使い」が養蚕教師であったという設定で絹産業とお蚕さまに関わるひとびとを書きました。
こちらの小説は、2014年文学フリマで頒布した合同誌『百年冷蔵庫』に掲載された作品を加筆修正しています
以下、掲載時の御挨拶文を抜粋します。
1914年といえば第一次世界大戦、2014年のビッグニュースといえば富岡製糸場の世界遺産登録! ということで、機械に滅法弱いわたしは天然の冷蔵庫「荒船風穴」をとりあげました。夢使いと養蚕教師の話しはい
こちらの小説は、2014年文学フリマで頒布した合同誌『百年冷蔵庫』に掲載された作品を加筆修正しています
以下、掲載時の御挨拶文を抜粋します。
1914年といえば第一次世界大戦、2014年のビッグニュースといえば富岡製糸場の世界遺産登録! ということで、機械に滅法弱いわたしは天然の冷蔵庫「荒船風穴」をとりあげました。夢使いと養蚕教師の話しはい
いつもありがとうございます!現在難病疑いで療養中ですが元気になってまた小説をガシガシ書きたいです。