「の話」を含む小説

あやかしの国「阿の国」。北の領を統治する鬼伯（鬼の王）の息子である碧霧は、ある日、紫月という名の女の子と出会う。二つ鬼と一つ鬼、それぞれ訳ありな二人は、お互いの素性を隠したまま、…

人嫌いの厭世家、もと大学講師の目貫（めのき）の元には、いま決まったものが時折訪れる。 「自分は呪われている、助けて欲しい」 面倒くさいを口癖に『助手』と共に話を聞く。

2023.秋 ようやく猛暑が過ぎ去り、秋風が心地よく吹き始めました。 秋といえば、舞い落ちる葉を見ては涙ぐむおセンチな女学生というのが定番でしたね。そんなおセンチな存在がいつ…

天涯孤独な貧乏で凡人な私が、生きていていい事なんて何も無かった。 転がる大事な小銭を追って事故に遭う。 そして私は悪女に転生しました。 美人で裕福で、イケメンに囲まれ…

人の願いを叶えるもの、それが遺物（レリック）だった。 いい願いだけであれば、大丈夫なものであったが、時には願いというのは暴走する。 そんな暴走する願いに支配された遺物を封印するこ…

王子15歳（攻）、10歳年上の騎士（受）に恋をする。 カーマ王国物語と同じ世界線の話です。王子と騎士の出会いから、くっつくまで。 ※作中設定での成人年齢（18歳）になるまで手は…

奴隷制度が開始されたのは、つい最近の事。 奴隷は……今の私に一番合っているのかもしれない…… ※ただエロいものを書きたくなったので。 中身がない作品になる予感……

　おじさんは野良犬を庇ってトラックに跳ね飛ばされる。 夢か誠か、神様と出会いネットショッピングのスキルを持って異世界に転生することになるはずだった。 「マジでメンゴなのじゃ。君…

　日本在住の峯岸史郎は、二十歳を目前に交通事故でこの世を去ってしまう。後悔ばかりの人生の中で、「神」を名乗る謎の少年にとある取引を持ちかけられる。その取引とは「現代とは違う世界に…

その男は暗く黒くどこまでも深く染め上げられた外套に身体をすっぽり隠していた。 頭巾から見え隠れする双眸の瞳もやはり黒曜石のように黒く、左腕の鱗籠手は黒鋼で背中の両手剣の刀身、柄…

　狼谷牙人は、いわゆる「悪の組織」に改造手術を受けた「悪の怪人」だった。 　その組織が正義のヒーローに敗れて滅亡してからはや一年。正体を隠してフリーター生活を送っていた彼は、ひょ…

小さな郵便屋さんのかわいいお話です。のんびりほっこりなシリーズです。1話完結なのでどこから読んでも大丈夫ですが、ほんのり地続きのお話です。一旦完結。また書きたくなったら増やします。

体の自由を失いトラックに跳ね飛ばされた先にあったのは知らない世界。 と、思っていたが、目の前に飛び込んできたのは慣れ親しんだ鹿児島のシンボル、桜島。 しかし、人の暮らしている気配…

わたしの通っている高校には旧校舎がある。その三階の端っこの教室ーーミステリ研の部室であるそこには、白雪先輩がいる。 その名の通り、雪のように真っ白く透き通る肌、艶のある長い黒髪を…

元勇者パーティーにいた「アシア(シアン)」は勇者が選んだ、運命を変える決断に対し反対し、勇者と他のメンバーと口論になり、パーティーから抜けてしまった。その後、勇者たちの決断によっ…

　妃夜に甘えている自分に気付いた晴那は勉強に打ち込むことに。 　しかし、全然出来ない苦悩に翻弄されながらも、自分の往く道を定める晴那。 　やがて、晴那は踏み込んだ行動を起こすこと…

赤く染まった手を洗う ミステリーっぽい話です　めちゃ短い

望と朔は十二歳差の異母兄弟。とある事情から二人暮らしをすることになり、マンションを借りたのだが、そこでの暮らしに徐々に異変が起こる。 全九話。毎日更新。

人は一日3万５千回の選択をしていると言われているのは有名な話だ。 そのなかで大切なものを多く決断してきた。 後悔もあったが、間違っては無かった。 ただ決断をやり直せるなら僕はどう…

時は西暦20XX年。 世界は混沌と化していた。 そんな中、一人の男が立ち上がる。 その者の名は、佐藤智明(さとうのりあき)。 彼は混沌と化した世界で声をあげる。 「牡蠣フラ…