「バトル 和風」を含む小説

女性呪術師の藍は２年ぶりに師匠で呪術司を助けるため、宮に戻る。師匠と帝は救ったものの自分自身に呪いがかかり、絶世の美女になってしまう。美女から元の姿に戻るため、藍は東の緑森国へ向…

今は昔、国々に〝霊女（ヒメ）〟と呼ばれる女呪術者が必ず居た呪術全盛期の頃、根の国に霊布（ヒレ）という呪具を使う禁厭師〝スセリ〟と言う若きヒメが居りました。 呪術期はまだ国が一つに…

かぐや姫×陰陽師の和風バトルファンタジー！ 紅い月が昇る夜に月から堕ちてくる罪人──月鬼。 彼らから人々を守るために、闘う武人。 それが陰陽師であった。 平安時代から今もなお…

人生の中で様々な経験を経て人は成長していく。 しかし、誰もが心に闇を抱え、時に闇に支配される事もある。 そして負の念が何かの拍子に爆発した瞬間、人の心が穢れ落ち、欲望の衣を纏…

《裏側》という異世界が現実世界と隣り合わせに存在している少しずれた現代日本。北国の田舎の小都市、朝州市ではデブリと呼ばれる怪物たちが大量に発生する異常現象が起きていた。仕事が出来…

決して抜けぬ片刃の剣を握る一人の女。彼女は、何かを求めて旅をしている。 ゆく先々で出会う人の、そのかなしみに触れたとき、彼女の剣はそれを喰らって牙を剥く。 人の血と怒りと悲しみを…

　遥か昔、万象には《物の怪》が棲んでいた。人里の側に物の怪は息衝き、暮らしのかたわらに顕れ、時に愛され、時に畏れられた。されどもいつからか、物の怪はひとの側から姿を晦ませてしまい…

【カクヨムWeb小説短編賞2019、中間選考突破！】 【ジャンル別日間ランキング、最高第8位達成！】 シシミミ国――そこは獣耳と女の人しかいない不思議な世界。 そんな世界の遊郭…

5人声劇台本【男：3、女：2】 【あらすじ】 平安時代。陰陽師の家系である大昶家が、悪鬼から人々を守っていた。だが、新しく当主となったのは大昶家の次男、良充。 兄の良哉は恨みか…

※近況ノートを使った表紙画↓ https://kakuyomu.jp/users/HiranakaNagon/news/16817330665875033293 　舞台は中世・…

マキは震える息を吐いて、決意を固めたようにぐっと手近な小枝を噛んだ。 年の頃十三くらいか。大きな瞳が、脇腹に刺さった矢を映し出す。 （風尾族（ふうびぞく）め……寝返りやがって！）…

戦場にて夢儚く散った幽作。 その無念は彼を霊にする。 戦場の野に毎夜現れる幽作の霊、毎夜々々を繰り返し、やがて四百年の歳月が過ぎた。 それでも現れ続ける彼の霊に救いは訪れるのか。

　『超能力』や『超脳力』が、超心理工学《メタ・サイコロジニクス》という、西暦の『一周目時代』には存在しなかった、電子工学《エレクトロニクス》に代わるテクノロジーとして普及化された…

「ど田舎からの汽車旅、本当にご苦労だったね。引き篭もり、世間知らず、嫁ぎ遅れの三拍子が揃った君には、大層な負担だったんじゃないかい？」 　周囲を不幸にする呪いを宿した貴族…

その世界には大別して四つの種族がいた。 【神】は高貴な天上の者。【刀】はその一生を他人に使われる奴隷。【人】は寿命という枷を嵌めた万種の元素。【鬼】は多様な形と生き様を魅せる者。…

　科学が限界を迎えてから実に三百年経った、2843年秋のこと。 　改造巫女服にサイドテールがトレードマーク、桜花の巫女がここに見参。ある時には祈り、お団子に顔を綻ばせ、親友に抱…

炎と刀の二刀流の青年・炎（ほむら）灯理（あかり）は雨の降らない村に赴いた。 その原因とされる霊山の使者である少女・スイとともに枯れた村の救済に奔走する。 戦闘力の強い異能力を持ち…

　明神暦・五八〇年。人間は、魔神「厭天王（えんてんおう）」と、その眷属である魔族たちによって滅ぼされようとしていた。最後に残った都も、魔神の軍勢の侵攻によって壊滅寸前である。そん…

あらすじ 　香墨がふらりと立ち寄った村は、狐面をつけなければいけないという掟のある一風変わった村だった。 　滞在早々香墨が遭遇したのら村から文字が消える現象。 　それは文字を食…

咎言――命を持つことば。力を持つことば。 ――そして、罪の証。 “咎持ち”はいずれも、等しく、大罪人である。 四人組の傭兵〈戦勝請負〉は、参加した戦に必ず勝利をもたらす―― ―…