10歳なのに、豊富な知識と風を操る特別な力を持ったヒロイン。ヒロイン以外にも、可愛さとカッコよさを兼ね備えている魅力的なキャラクターが多かった。
気になった部分は、こういう可愛らしい主人公だっただけに、語り手が難しい言葉を使うので困惑してしまいました。
(「双眸」など)
あとは世界観をもう少し丁寧に説明して欲しかったです。僕はあまりライトノベルを読まないから、特に知識が乏しく、獣人について、この世界のルールやらについてわからない部分が多かったです。
やっぱり知識ゼロからでも読めるものを目指すべきだと思いました。
短編という短い枠の中に、ひとつの物語がすっぽり収まっていて、とても読みやすかったです。
ありがとうございました!
実際の遊郭は一度売られたら死ぬまで男に性のご奉仕をして最後は身投げ寺に死体が捨てられる。
個人的にはそんなイメージだったのだが、この世界の遊郭はあまりそんなことはないようだ。
むしろブランちゃんが有能なおかげで、むしろ売られる前より自由はある程度効いていると見えたのだが……。
ケモミミの遊郭かあ……。男だったら一度行ってみたい気分だ。でも、もし触りにいくだけなら軽いノリで行ってみたかった。
これが客のさりげなく思うことであり、ブランちゃんのいる世界の日常なのだろう。とりあえず観光地にはなっていそうな気はする。
モフモフな耳に触れてみたい。そう思った深夜、夜明け前なのだった。