「小説家 妖怪」を含む小説

渋谷で助けた浴衣の子どもの言葉に誘われ、横浜のカフェーまでやってきた謙一郎。 そこで起こったことはいったい……？ 昭和と平成の時を超えて、彼がみつけたものは――。 カクテルスト…

妖怪。それは恐ろしい存在。 他人とは違う存在にして得体の知れない深淵。 と思った？ あなたの知らない色々な妖怪が世界には居る。 しかし、それを不思議とは思わないでくれ。 何故な…

日本に古来より存在する化生のもの達、『妖怪』。 その姿形、能力は様々でかつ多様性に満ちている。 「もし、妖怪を能力にした異能バトル漫画を展開すれば能力が元々よく練られているから…

この世界から切り離された「すき間の町」。 妖怪が棲んでいるわけではない、魔法があるわけでもない。 外の世界と隔たれているということ以外、何ら変わったところのない町。 一つ変わった…

　太平洋上につくられた、妖怪や魔道士ばかりが生活する特別区――不死区に、ある日、本土のつくりあげた人造人間(生体機械)である羽佐間慶一郎が転校してきた。理由は、不死区に存在するエ…

──小町娘は数あれど、神代の美男はふたりだけ── 少年退魔師・伊良忠太と武庫五一は、夕刻の女学校に潜む蛇の魔物を狩るべく女生徒に扮して獲物がかかるのを待ち受けていた。蛇を追って校…

　陰陽師ネタですが、ちゃんと別世界（地球の派生世界）です。 　※これは予告短編です。本編開始時に主軸となる人物、設定、名称が一部変わる可能性があります。 　この作品は小説家に…

　少年時代の思い出。夜の学校のプールで、彼が見たものは……。 （自主企画『妖怪が登場する作品募集』に参加する目的で書いた作品です） （カクヨム初出ですが、現在は「小説家になろう…

大学受験に失敗した鈴太は、祖父の莫大な財産を受け継ぎ、岡山の山奥で暮らすことになる。鈴太は乾物屋の店主におさまり、謎めいた美人店員の天子さん、檀那寺の持言和尚たちに助けられながら…

＊改行等随時修正中。現在四章まで修正済。 これは瘴気と化物に脅かされる二十一世紀――平正一四七年の大日本帝国での物語。 北陸随一の鬼切りの血を引く少女と、鬼の如き力を持つ愚直な…

一振りの刀に宿る意思の、ちょっとした昔話。 ※「化け同心捕物帖・じゅぼっこ」に出てくる辰馬の刀です。 ※話してる相手は、多分村井さんです。 ※小説家になろうにも掲載しています。

主人公の御厨(みくりや)しずくは、東京の異能都市で出版社に勤めて二年目の新米記者。 彼女の担当する情報誌は、異能界で起きた旬なニュースばかりを取り扱うのではない。 異能界で暮らす…

飯屋「かさね屋」から飛び出してきたかずら。彼女が追いかけている鼠を捕らえたのは、さて。 『カクヨム3周年記念選手権～Kakuyomu 3rd Anniversary Champ…

　零糸《あやし》町で暮らす、生まれつき物怪が見える薫は、大学生ながら人と物怪の仲立ちをするのが日課であり、趣味だ。居候である風変わりな西洋人、スワローと共に、彼女は今日も誰かの悩…

三毛猫の僕は、いつの間にやら化け猫になっていた。 好きでなったわけではないが、それはそれ。 偏屈な三文小説家の男との暮らしは不本意だが、 今日も人やら妖やらを高みの見物といこうじ…

【第1回カクヨムWeb小説コンテスト】において特別賞をいただき、角川スニーカー文庫様にて、十二月一日発売となっております。 　ルーミア・セルヴィアソンは吸血鬼である。 　四百年…

ごく一部でカルトな人気を誇る偏屈小説家・街田康助はある日、猫のような出で立ちをした不思議な少女"サシ"と出会う。妖怪であるその少女が家に住み着くのをきっかけに、彼の前には手を替え…

　なぜ、小説を書くのか――。 　 　高校に入学した初日、『寿々木深夜』はその答えをクラスメイトの前でぶっ放した。しかし、全身全霊で書き上げた超大作を小説投稿サイトに掲載してみると…

最上九十九（もがみつくも）は幽霊、UFO、UMA、超能力、妖怪、妖精など 在りとあらゆる超常現象、オカルト、都市伝説を信じるかなり痛いヤツだ 数年前、幼少期に仲の良かった少女あ…

　かつてこの田舎には、夏の蛍とともに現れる『ホタルの子』という存在がいた。 　姿形は人間の子供で、妖怪や妖精の類とされている。 　ひと夏だけの友人として、『ホタルの子』は人間たち…