「臭」を含む小説

玄関内が猛烈にゾンビ臭くなってきたが、あとには引けねえなと思っているし餓死したくないし臭すぎて心が折れそうになるけれども、それにつけてもこのナッツ臭、いや違うな、ただのナッツを焼…

旧約聖書によると、神の怒りに触れたソドムとゴモラの街は、天の火によって焼かれたという。 悪徳の街、背徳の象徴、ソドム。 ソドムの罪とはつまり、色欲、性の乱れである。 妻を持…

これは一年中雪が降り積もる冬の国のお話。 その国のうんと北にある小さな森は『魔女の森』。 そこにある小屋に住んでいるのは世にも恐ろしい魔女とその相棒。 齢百を優に越えたその魔女は…

詩集です。屍臭も漂っています。

「この女性と“肉体関係”を持ちなさい…」寿命を延ばす代わりに、悪魔から出された要求を呑んだ僕、高校二年生「天上直人」十七歳。 仕方なく提示されたターゲットに接近する。そう、ただ…

藤井篤人(ふじいあつと)、高校一年生。 何事においても面倒臭がりな彼は美少女で元カノの倉西明日香(くらにしあすか)と下校中に見知らぬ中年男性から声を掛けられる。 聞けば男性は商店…

ソーシャルゲームにドハマリ中の書店員女子・志熊野花が勤める向島書店には今日も風変わりな男、古代廻流がやってくる。彼は自称ミステリ小説家であり、昭和臭漂う文豪気取りの平成生まれ。そ…

生まれてから、一度も欠かさなかったお墓参り。友人の頼みと面倒臭さから、その年だけは行かないことに決めた。しかし母と祖母に怒られて、月明かりの中を懐中電灯一つでお参りした時、初めて…

面倒臭がりの藤井篤人は、高校1年の夏休み、ダラダラと自堕落な生活を送っていた。が、中学3年の時付き合っていた元カノに今の彼氏の浮気相談を頼まれたがメンドクサイので無視。 ところが…

自臭症という障害を持つ女。生計は障害年金で立てている。自分の人生はどこからかだろう、道を間違えてしまった。今生は失敗してしまったけど、来世はきっと... 等と病床に横たわる者のよ…

婚約破棄された私は力を手に入れた。 『婚約覇気』と、その応用、『婚約覇拳』。 その力を使って私は、過去と決別する。 私はこんな事、望んでいなかった。 ※BGMはポニーテールの…

"顔のない人が追いかけてくるの" 顔のない人――――それは、神か悪神か？ 享保《きょうほう》二十年（一七三五年）の秋。 お姉ちゃんは七つになる前に、この世を去った。 月日が過…

空飛ぶハンマーヘッドシャークが日本の夏の風物詩になって早十数年。 ある日、葉月の目の前に一頭のハンマーヘッドシャークが落ちてくる。 しかもその中から楓夏と名乗る少女が飛び出して…

街中に突然現れたダンジョン。 英雄によってクリアされたが、そのせいで冒険者が来なくなり、管理を任されていた役所は赤字に苦しんでいた。 ダンジョン周辺の警備や近隣住民からの苦情の…

　エリートと呼べる程の成績を有しているにもかかわらず、捻くれた性格と面倒臭がりという二枚看板な主人公――木之下ノラ。 　彼は成績優秀生徒でありながら、入学式の新入生代表の役を降り…

一部層で大人気のオメガバース設定（知らない方は説明がありますので本文をご参照下さい）。 純粋に好きな方はここでお帰り下さい。個人的にどーも苦手なのです、可哀想な設定が多くて。 そ…

【ＰＲ文】 　高１の鷹大（たかひろ）は、山の崖から転落し、走馬灯を見て生きるのを諦（あきら）めてしまう。 　だが、生（せい）を諦めるのは脳細胞なのだ。他の細胞たちは必死に生きよ…

私の最近買ったPCにはいろいろなことをしてくれる「AIアシスタント」とやらが付いているらしい。 可能な限り効率性を重んじる――言い換えると面倒臭がりな私は、こう思ったわけだ。 こ…

目立ちたがり屋の宮本沙羅と面倒臭がり屋な小池莉央。正反対な二人はやはりお互いのことが嫌いだった。だから嫌いなところを挙げていた筈なのに、次第に惹かれ合っていく ※ちょっとした実…

消臭剤って縁の下の力持ちですね