概要
10日間で1頭のハンマーヘッドを食べ尽くす、真夏の青春SF百合
空飛ぶハンマーヘッドシャークが日本の夏の風物詩になって早十数年。
ある日、葉月の目の前に一頭のハンマーヘッドシャークが落ちてくる。
しかもその中から楓夏と名乗る少女が飛び出してきて、巨大なフカヒレと引き換えに葉月にとある依頼をしてくる。
なんでも十日間で、自分を吐き出したハンマーヘッドシャークの肉をすべて食べつくさなければいけないらしい。
七月二十三日大暑。
葉月は嫌々ながら、アンモニア臭と戦う決断をしたのだった。
※『第2回百合文芸小説コンテスト』にて佳作をいただきました。
https://www.pixiv.net/info.php?id=5699
ある日、葉月の目の前に一頭のハンマーヘッドシャークが落ちてくる。
しかもその中から楓夏と名乗る少女が飛び出してきて、巨大なフカヒレと引き換えに葉月にとある依頼をしてくる。
なんでも十日間で、自分を吐き出したハンマーヘッドシャークの肉をすべて食べつくさなければいけないらしい。
七月二十三日大暑。
葉月は嫌々ながら、アンモニア臭と戦う決断をしたのだった。
※『第2回百合文芸小説コンテスト』にて佳作をいただきました。
https://www.pixiv.net/info.php?id=5699
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!発想の悪魔合体。
サメがシリアスな恐怖の対象だったのも昔のことで、今やフィクション界では何でもありな馬鹿クリーチャー代表の地位を欲しいままにしています。空くらいは平気で飛ぶでしょう。つまり驚かない。
女の子が空から落ちてくる。落ちもの、と呼ばれるジャンルがあるくらいで、これはもう王道中の王道です。やっぱり驚かない。
驚かないと驚かないが合体したところで驚かないだろう、と思っていました。しかしそれも、本文に触れるまでのことでした。
呆然としています。突拍子もないシチュエーション、そして妙に生々しいにおいの描写もそうですが、なんだかこの作品は、もっと得体のしれないところまで泳いでいきそうな予感があるのです。…続きを読む