勇者√←ディレクション!

作者 nns

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★★★ Excellent!!!

 亡くなった父の残した鍛冶屋を継ぎ、毎日頑張る女の子、ラン。彼女の住む街「ハロルド」は、メッチャクチャ大きい滝の上に浮かぶ街です。
 その滝は、魔界と人間の世界とを繋ぐ道になっているそうです。怖いですね。しかし、それは特別な結界によってバッチリ塞がれていて、安全だとか。そこに住んでるランがそう言うんだから、間違いありません。

 物語が始まるのは、そんなハロルドにて、一年に一度のお祭りがもうすぐ催されるという時期。明らかに他の冒険者とはもう雰囲気が全然違う青年が、ハロルドを訪れました。
 ランは彼を一目見た瞬間「あれは勇者だ」と確信します。彼女曰く、こういう勘は鋭いのだとか。そして実際、その勘は的中。彼は王様の命を受けてハロルドへやってきた勇者でした。

 ところでハロルドの中心には、台座に突き刺さり古ぼけた剣がありました。数多の冒険者がその剣を抜こうと挑戦し、破れていました。先ほどの勇者は、この剣を手に入れるためにハロルドを訪れたそうです。 勇者は長老の家を訪問し、こんなお願いをします。

「あの剣を抜かせてください」
「剣を台座から引き抜くと、街が消し飛んでみんな死にます」
「ある理由があるので、たくさんの人が死ぬタイミングで抜かせていただきたい」

 もう勇者、頭おかしいですね。これは僕の書き方が悪いです。
 でも間違ったことは書いてないと思います、多分。だって最初に書いたように、魔界の入り口はしっかり塞がれているわけで、そうならわざわざ伝説の剣を手に入れる必要など、どこにもないのですから。

 そんな勇者と長老の会話を聞いてしまったラン。
 これはいけない、と大切な街とそこに住む人を守るため、勇者に剣を抜かせないため、旅に出ることとなります。

 というのが、この物語の大まかなあらすじとなります。
 勇者の邪魔をするということはつまり、彼女は世間からすれば悪者とい… 続きを読む

★★★ Excellent!!!

あらすじにある通り、勇者が剣を抜くと街が崩壊すると知った主人公のランがそれを阻止するためのお話です。

ファンタジーは役割が違う個性豊かな仲間達が登場するっていうのが定番じゃないですか、それにもれなく「勇者√←ディレクション」も個性豊かなキャラが登場するんですけど、まーーーーー個性が強過ぎるくらいに強いです。このレビューを書かせて頂いている時点ではメインキャラは三人のみ何ですけど、それでもヤバイ人が集まってます。ランはまともですよ、他二人がちょっとアレなだけです。

このレビューを見て読みたくなる人がいるかどうかは分かりませんが「読んでみたい!」と思ったのなら是非。