Web小説サイト「カクヨム」が二周年を迎えました



2018年3月1日、カクヨムがオープンから二周年を迎えました。

大勢のユーザーの皆様にご支持いただいたことによって、公開作品数7万点、登録会員数19万人、月間利用者数は100万人を超える(※2018年3月現在)など、お陰様でサービスとして大きく成長することができた二年目となりました。

ここで、カクヨムの一年間を簡単に振り返らせていただきます。

開発・新機能

まず開発・新機能周りでは
・アプリ・ブラウザで新着を通知する機能
Web版通知機能の展開時画面
・カクヨムアプリのプッシュ通知開始と機能アップデート
iOS版の通知一覧
・マイページのリニューアル
新しいマイページのイメージ
・「自主企画」イベントの新設
イベント参加者一覧ページ
・Twitterカードでのキャッチコピー・あらすじ表示機能

作品シェア時に表示される画像
など、執筆・閲覧を便利にする機能改修を約30件リリースしました。

それぞれの機能に関する詳しい説明は下記よりご覧ください。
kakuyomu.jp

コンテスト開催

今年はKADOKAWA内外の協力を仰ぐことによって、コンテストを11件も開催することができました。

なかでも、
・幅広くエンタメ小説を募集する「第3回カクヨムWeb小説コンテスト」

・高校生限定文学コンテスト「カクヨム甲子園」

・人気ニュースアプリSmartNewsでの小説連載を懸けた「スマートニュース×カクヨム連載小説コンテスト」

といった、テーマ・切り口の違うコンテストを開催したことで、様々な興味、関心を持つユーザーの皆様にご参加頂けたことと思います。

その他、KRFなどのイベントやミニコンテストを開催し、こちらも皆様の熱い作品を多数ご応募頂きました。

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カクヨム発の書籍化作品

これらのコンテスト受賞作や一般投稿作の書籍化も含め、現在では100点以上の作品がカクヨム発書籍として店頭に並んでいます。


最近刊行された中では、第2回カクヨムWeb小説コンテスト・異世界ファンタジー部門大賞の『勇者、辞めます ~次の職場は魔王城~』やビーズログ文庫恋愛小説コンテストで大賞を受賞した『令嬢エリザベスの華麗なる身代わり生活』を筆頭に、一般投稿作からも『スーパーカブ』『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。』など、人気を博している作品が続々と誕生しています。


また『SFが読みたい!2018年版』(早川書房)の国内ランキングで『ザ・ビデオ・ゲーム・ウィズ・ノーネーム』が4位を、『横浜駅SF』が6位を獲得。あわせて『横浜駅SF』は第38回日本SF大賞の最終候補作品としてもノミネートされました。


さらに、第1回カクヨムWeb小説コンテスト受賞作からは引き続き『豚公爵に転生したから、今度は君に好きと言いたい』『佐伯さんと、ひとつ屋根の下 I'll have Sherbet!』がシリーズ作品として4巻まで刊行されている他、コミカライズ版がそれぞれコミックアライブファミ通コミッククリアで連載中です。


本来であればすべての作品をご紹介したいところですが、記事スペースの都合上、今回はいくつかの作品に絞ってご紹介させていただきました。
これら以外にも、小説に限らず幅広いジャンルの作品がカクヨムから書籍化されています。詳しくはこちらからご覧いただけます。
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三年目に向けて・カクヨムの今後

サービス開始から三年目となる2018年度も、作品を執筆しやすく、投稿しやすい、また良い作品とたくさん出会えて、気に入った作品を快適に読めるような場所を目指してまいります。

今後はKADOKAWA内外との連携をさらに深めることによって、今まで以上に幅広いテーマをもったコンテストを開催できるように準備を進めています。
そして、これからの開発周りについて少しだけお伝えいたしますと、アプリの利便性向上や、作品に出会う、快適に読むといった機能の改善を中心に、ユーザー体験をより向上させることを検討しています。

今、皆様がカクヨムをご利用いただいている理由は、例えば作家デビューという目標がある方もいれば、一方で好きな作品を自由に書きたいという気持ちであったり、または面白い作品を読みたいといった、ユーザー一人ひとりによって、まったく違うものと思います。
そういった様々なご意見があることを尊重したうえで、ユーザーの皆様がそれぞれのペースで活動を充実させることのできる場所として、カクヨムをお使いいただけるように、これからも開発、運営に尽力させていただきます。

今後もカクヨムをよろしくお願いいたします。