約束の切れ端

守りきれなかった約束が 僕にはある

君はどこかに もう捨ててしまっただろうか?


僕も捨ててしまったと思っていたけど その切れ端をその欠片を

結局捨てられなくて 握り締めたまま此処にいる



君にこの気持ちを伝えたいと思うことは 果たして許されるのだろうか?


それは僕の我が侭でしかないのかもしれないけれど

見えない切れ端を握る僕の拳は とても熱くて痛い


君はどこかに捨ててしまっただろうか?

それとも心の奥に そっと思い出としてくれているのだろうか?


憶えているだろうか 言葉の重さも知らずに誓った

『永遠』という約束を……


僕はもう一度君に それを伝えたい

言葉の重さも優しさも沢山込めて 君に言葉を伝えたいんだ

『永遠』も『愛している』も全て伝えたいんだ

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