同じ雨の日でも
窓を叩くような雨を見て
憂鬱だと思う瞬間と
何かを洗い流されるような瞬間が
僕にはあります
もしかしたら君も
僕がまだ知らない彼方も
知る事がない誰かも
ある日と似た風景を見ながらも
違う情緒を感じ
それぞれのあの日の場面を重ねる
全身に感じた感覚
言葉だけでは足りない思い
混濁する意識の一瞬を委ねてしまう
そんな日もあると思うのです
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