後悔の種
手を離してしまった 後悔よりも
離してしまう事で 楽になれると考えた
そんな自分自身に 言葉に出来ない悲しみを抱く
手を離すことが 悪いのではなく
諦める寸前の 誰にも分からない心情
胸の辺りを 這うように根付く感覚
手を離した事が 罪ではないのに
その瞬間の 相対する不安定な感情
全身を 絡みつく蔦のように遮ってしまう錯覚
今はそれも良いかもしれない
暫しの休息だと考えられるのならば
その蔦が枯れる時を 待つのも
何処かを傷めて 引きちぎるのも
最終的には 自分次第なのだろう
それでも根は残り
いつか自身を又 覆い隠そうとするかもしれない
それも自然な事だと 受け入れられれば
いつか少しは 笑えるような気がする
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます