何でも……

ある人がこう言ったの


『私は彼の事は　なんでも知っているわ』


愛しているからこその　当たり前

それが愛している証拠と言われれば


それも一つの愛であり

素晴らしい事かもしれないけれど


けれど私はきっと　そうじゃないでしょう


『彼の事の全部は知らない』


愛しているけど　全ては知らない

私は私にしかない　彼は彼にしかない


そんな部分なんて沢山あると思う



それに良い所も　嫌な所も

そして互いに　似てくる所


そこで発見と　再認識する

なんていう些細かもしれないけれど

そんな楽しみが嬉しくてたまらないものだと感じるの

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