雨と風と窓の音

今日は雨風が強い

冷たい雨が窓に当たり 風が窓を揺らす


子どもの時 そんな空が怖かった

雨や風が 自分を探しに来た

自分は何処かに連れて行かれる


そんな意味の無い不安を 心に抱いていた


大人にも本当は いろいろあるのだろう

今日はほんの少し あの時に似た気持ちになった


ほんのちょっとだけ 子どもの時とは違う

とても小さな『不安』を感じた

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る