概要
あの夏を連れて逝く
十余年前に交通事故でこの世を去った男子高校生・宇佐美夏翔(ウサミカケル)
肉体は失われたが、意識だけは事故現場に縫い留められたままだった。
ある日そんな彼の目の前に、小柄で色白、ジャージに黒縁眼鏡の少年が現れる。
「こんにちは。暑いですね」
そう言って夏翔に手を差し伸べる少年はいったい何者なのか。
夏翔の止まったままだった時間が再び動き出すとき、奇跡の光が溢れ出す――
これは、一時間にも満たない出逢いと別れの物語
※※
全15話
毎週火・金曜日の20時に最新話公開
暫くおつき合いいただけますと幸いです(*´ω`*)
※※
この作品は掌編【晩夏】のその後のお話になります。
もちろん今作だけでもお楽しみいただけますが
併せて【晩夏】をお読みいただくことを推奨します。
その方が色々
肉体は失われたが、意識だけは事故現場に縫い留められたままだった。
ある日そんな彼の目の前に、小柄で色白、ジャージに黒縁眼鏡の少年が現れる。
「こんにちは。暑いですね」
そう言って夏翔に手を差し伸べる少年はいったい何者なのか。
夏翔の止まったままだった時間が再び動き出すとき、奇跡の光が溢れ出す――
これは、一時間にも満たない出逢いと別れの物語
※※
全15話
毎週火・金曜日の20時に最新話公開
暫くおつき合いいただけますと幸いです(*´ω`*)
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この作品は掌編【晩夏】のその後のお話になります。
もちろん今作だけでもお楽しみいただけますが
併せて【晩夏】をお読みいただくことを推奨します。
その方が色々
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!移り変わる季節の中の、切ない情緒に満ちたゴーストストーリー
読んでいて、ジーンと深い情緒に浸ることができる、とても素敵な作品です。
青春の痛み、季節の移り変わっていく寂寥感、そして心の成長。
ホラーという形を取ってはいますが、青春小説としても完成度がとても高く、多くの読者の心に強く響くものとなっています。
主な登場人物は二人。
一人は男子中学生の通称『眼鏡くん』、もう一人は幽霊となってしまった高校生の夏翔(かける)。
眼鏡くんには霊能力があり、ある時に公園の中に留まっている幽霊の夏翔と出会います。
そこで、彼がどのようにして命を落とし、どうして今に至るまでそこに留まっているのか、事情を聞きつつ心を通わせていくこととなります。
そ…続きを読む