概要
おいお前、それはギャグでやってるのか?
名家のお嬢様である西雀寺美鈴は、同じクラスメイトの男子生徒に恋をしていた。
しかしその堂々足る肩書きと裏腹に、彼女はとんでもない恋愛弱者であった。
意中の相手はおろか、見てる周りにもまったく理解が出来ないアプローチ。
気持ちばかりが先走り、犯罪スレスレになってしまう外堀埋め。
かと言って直接話しかけようにも、キョドるばかりで会話にすらならない。
そんな友人を端から見ている『あたし』こと、宮下彩奈は今日も深い溜息を吐く。
美鈴が次々に打って出る作戦に巻き込まれる日々に、とっとと成就するなりなんなりして、解放してくれと心の底から願いながら。
※語り部が女の子で、ヒロインのお嬢様も女の子ですが、一応百合ものではありません(たぶん)。
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