きっと筆者の地元が大阪なのでしょう、舞台となる地域の描写が丁寧で、実に解像度が高いです。
大阪に縁のある人ならきっとより楽しめると思います。
また、1話が短めでサクッと読み進められるため、手軽に読むことができます。
忙しい日々の中で少し休憩したいときなど、少し一息つきたいときにお勧めです。

無自覚な主人公と男前なヒロイン(？)のほのぼの成長記。

同級生や家族を交えた等身大の日常を、まるでクラスメイトになって見守るような気持ちにさせてくれる作品です。

また、作者様の近況ノートにて公開されている物語の舞台や小道具の取材写真が、物語の雰囲気をより現実味溢れるものにしてくれ、こちらもおすすめです。

ゆっくりと成長して行く主人公達。
その身長差とふたりの距離は縮まるのでしょうか？