第35話 アカネ奪還
僕らはブラックホールの空間へ到着。
いきなり攻撃を浴びる。ルークが戦闘体制モードに切り替える。
ブラムも最強モードに。
「正直、この2人がいたら問題はない。
2番手の兄貴、ゴーカイ星、ましては僕が出る幕はないだろう。
僕らエーテル星人は戦いの時に無駄な物質エネルギーは使わない。
身体能力があらゆる環境、重力に適合できる。
もちろん地球的に言えば酸素呼吸、水中呼吸、すべて対応できる。」
横にいるハヤトが「最強じゃないかノボル。」
「そうだな。ハヤト達、アトランタ人は物質的戦闘武具などを売買して巨大の富を得ていた。」
「武器商人のようで響きはよくないな。」
「そうだな。もちろん宇宙交易の都市だ。
それ以外も、もちろん取り扱うさ。
あのブラックホールの時空がアトランタを欲しているのは、そこだ。オールマイティだ。
しかしハヤトには悪いが、そんな訳でエーテル星では物質は基本不要だ。アトランタを超越している。それに身体自体も自由に変化する。
まあ、寿命は基本200年だ。」
「長いな。」
「そうか?それにエーテル星ではみんな短気だ。生き急ぐ。
今、目の前にある掴める力、知恵、権力はすべて奪い取れ。この用語は子供でも言える。徹底した、欲張りの欲しさの力さ。」
「ドーン」音がなる。
少し離れた所に兄貴タカが待機。
見るからに戦いたくて、うずうずしている。
優しい兄貴の戦う姿は見たくないが。
仕方ない。兄貴もゴーカイ星の次期王だ。
「第二部隊、参戦!」僕は命令を下す。
他の11星人、VA PUのメンバーの他の王達は、自分達の出番はないと僕の後ろで戦いを見ているだけだ。
ハヤトが「これだけの力を見せつけられたら、何もできないな。エーテル星は強いなノボル。」
「そうだ。これが全宇宙最強の星、エーテル星だ。」
ハヤトが「しかし、他の星の王達は何もしないな。これでいいのか?」
「これでいい。力は見せつけれる時に見せつける。それも吐きそうなくらい、最強な力をな。」
「ノボル、顔が地球の腹黒社長になっているぞ。」
「そうか?」
真空の宇宙空間で音が響く。
「アカネー!」
「お兄さちゃん!」
奪還成功したようだ。
ハヤトが「兄妹なのに兄妹じゃない。泣いて抱き合ってる2人を見ているとちょっとしたラブコメ見ているようだ。」
「そうだな。」
脳内でルークに「アカネ奪還おめでとう。よかったなルーク。」
「ありがとうノボル。」
「ブラムも、兄貴もお疲れ。」
僕は立ち上がり叫ぶ「帰還だ。」
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