第27話 地球の僕の部屋は秘密基地

「ドスン。」

僕らは時空空間移動で、宇宙会議バプーの星に到着?

「なんだ、僕の部屋じゃないか。」

「兄貴でも失敗するのか?」

ルークが「違うさ。なあータカ。」

「そうだ。この部屋を目的地にした。」

僕は?

ルークが「ほんとノボル大丈夫か?

兄貴、タカがいるとダメダメだな。

しっかりしてくれ、エーテル星人の次期王。

ここに立ち寄ったのは時間調整。

過去のアトランタに行っていた時間は、この世界とでは誤差が1日ほどある。

それだろう、タカ。」

「そうだ。それにこの部屋には僕の秘密基地があるのさ。」

「秘密基地?」

シズクが「その前に7人もいるのよ。座るところ無くない?」

僕は「シズク、仕方ないだろう。ここは2人部屋だ。文句を言うな。」

兄貴が「ケンカするな。秘密基地を出してやる。少し待ってろ。」

そう言って兄貴は2段ベットの上の段に登った。

次の瞬間、光線が出て空間が広がった。

僕の机、ベット、窓に椅子はすべてそのまま。

シズクが「タカ、すごい!」

ブラムとハヤトは早速ゲームをはじめた。

アカネは、タカに興味深々だ。

早速、「ノボルのお兄さん、付き合っている人、いますか?」

ストレートな問いだ。

兄貴が答える前にシズクが「待ってアカネ。

私が先にタカと同盟を結んだのよ。私を差しおいて何を言ってるの?」

「シズクにはフィアンセのノボルがいるじゃない。」

シズクが僕をみて「そうだけど。ノボルごめん。タカの方がいい。」

おいおい、シズク、それはないだろうと思いながら。

「シズク。」

「あー、ノボルそういうことだからフィアンセはやめたわ。ノボルは自由よ。」

反論できないまま、「うん。」と言った。

やっぱり女子はこわい。良い見方をすれば、自分に正直。悪い言い方をすればわがまま。それが女子だ。

脳内にルーク、ブラムの声。

「ノボルその通りだ。」

シズクとアカネの視線を感じたが気にしない。僕は自由だ。兄貴あとは頼む。

「ところで兄貴、この秘密基地の働きは?」

「そうだな、みんなにも説明しよう。」空間から、たくさんのPC画面が出て来た。

ここで宇宙の電波をすべて受信、分析解析を行っている。ゴーカイ星の王の動きもすべて把握している。そして王がアトランタをゴーカイ星に引き込む計画を見つけた。

PCが赤く点滅しているだろう。そこが4000年前の地球で止まっている。

アトランタが奪られる実行日だ。

そしてそのデーターを宇宙会議VA PUに議題として提出する。」

僕らの同盟が動きだす。

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