概要
彼が歩いた後には、右足の跡しか残らない。
青年リヒターは、左手も左足もない。幼少期からの過酷な人生の中で失われた彼の左手と左足は、「魔力」と呼ばれる物質と概念の間の存在によって補われている。ある日、旅の中で彼は森の種族の少女ロアに出会い、彼女の故郷を救うことした。リヒターの旅は、ロアの同郷の森の種族を探しながら、いろいろなトラブルに首を突っ込んだりトラブルから突っ込まれたり。そうやって一歩ずつ積み重ねていく、魔術師リヒターの記録。
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