概要
魔剣を作りたい転生者の元には、鍛冶ではない依頼や料理を食べに人が来る
前世は日本人だった転生者バッカスは、幼い頃に神剣と呼ばれる武器を見た。
それ以来、彼は神剣に憧れそれに迫る魔剣を造ることを夢に、魔術の世界へと足を踏み入れた。
そして現在、バッカス27歳――酒好きの多い町ケミノーサで彼は魔剣の研究をする片手間に、日用品の魔導具を造ったり魔術士として何でも屋を手伝ったりしながら生活している。
魔剣だけ造っててもお金にならないので仕方が無い。
神剣にこだわり続けてても生きてはいけないから他のモノも造る。
いつかは神剣に迫る魔剣を造りたいがそれはそれ。
魔剣技師バッカスは好き勝手生きている。
酒を呑むのは好きだし、食事も大好き。料理そのものは趣味ながらプロの域。
気づけば餌付けされてしまった友人知人に囲まれている気がするけど気にしない
毎度お読み頂き٩( 'ω' )وありがとうございます
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!バッカス──万能の男にして悪童。
万能で、強くて知識が広くて料理上手のお人好し。
しかしてその内面はまるで悪童の様なところも併せ持つ苦労人。
西に困る人あれば、嫌な顔をしながらも助け、東に心無いバカをみつければ徹底的に叩きのめす。
無茶振りをする偉い人、憎めない美人(大食漢)、生意気なガキに、ことある毎に自分を駆り出す憎めない隣人達。
何でも屋稼業は楽じゃない、本業は魔剣技師の筈が気づけば鉄火場に踏み込んでいる。
ぐだぐだ言いながら、しかし彼は今日も行く。
魅力的なキャラと、古くラノベを嗜む人達ならお、と感じるような読みやすく、ストレス少なく読める内容です。
お茶請けや、いやさ、グラスとおつまみ片…続きを読む