概要
できぬなら、させてみせよう婚約破棄。 書籍化3巻まで発売。
KADOKAWA電撃文庫、電撃の新文芸にて『悪役令嬢の怠惰な溜め息』第3巻まで発売。
ほしの総明さまによるコミカライズ連載が、コミックウォーカー、フロースコミックで毎週金曜掲載中。コミック第8巻が7/5に発売。
都会の片隅でオン(仕事)とオフ(娯楽)に邁進し、それなりに人生を充実していた女性が、何がどうなったか乙女ゲーム《クリスタル・ラビリンス》の世界に悪役令嬢として転生した上、前世の意識と知識が覚醒。その結果彼女は、仕事が無いなら娯楽を追究するしかないじゃない!とばかりに、世間の常識と認識をぶっ潰し、変革し、新規組織を構築するとんでもない人物へと成長する。挙句の果て、自分の行動に制限をかけるのが明らかな王太子との婚約を破棄に持ち込むため、周囲を巻き込んで暗躍する事に。
これは暴走悪
ほしの総明さまによるコミカライズ連載が、コミックウォーカー、フロースコミックで毎週金曜掲載中。コミック第8巻が7/5に発売。
都会の片隅でオン(仕事)とオフ(娯楽)に邁進し、それなりに人生を充実していた女性が、何がどうなったか乙女ゲーム《クリスタル・ラビリンス》の世界に悪役令嬢として転生した上、前世の意識と知識が覚醒。その結果彼女は、仕事が無いなら娯楽を追究するしかないじゃない!とばかりに、世間の常識と認識をぶっ潰し、変革し、新規組織を構築するとんでもない人物へと成長する。挙句の果て、自分の行動に制限をかけるのが明らかな王太子との婚約を破棄に持ち込むため、周囲を巻き込んで暗躍する事に。
これは暴走悪
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!フェミニズムの小説だと思いました
悪役令嬢物のひとつではあるんですが、多くの作品と違う点は主人公の恋愛事情は描かれない、ヒーロー不在ということですね。
敵役の婚約者とその恋人は確かに、「非常にすくいようのないムカツク性格」に設定されているんですが、やることなすことが支離滅裂過ぎて、性格的なバカ王子というよりは、何か先天的な障害さえ感じさせるレベルになっています。非難するべきと言うよりは、治療すべきなのではないかと。
そのため、主人公がバカ王子を嵌める、その陰湿さばかり強調されてしまって、何か女のどす黒い嫌な部分を目の当たりにしてしまったような、そんな印象も持ってしまいます。
アレルギー体質の人に「好き嫌いの激しい我儘な性格だ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!おもしろきこともなき異世界を面白楽しく
中世を舞台にイケメンたちと恋をする乙女ゲーム『クリスタル・ラビリンス』の悪役令嬢として転生したエセリアの周囲を巻き込んで我が道をいくキャラが愉快。
公爵令嬢という何不自由無い身分ながら娯楽のない世界に我慢できず、リバーシやダイヤモンドゲーム、人生ゲーム、けん玉といった玩具を開発し、さらにはBL小説を執筆して名家のお嬢様たちを腐女子に染め上げ、己の”楽しい”を追求する暴走ぶりが面白い。
ゲームのシナリオと同様に政略結婚で結ばされた馬鹿王子との婚約を破棄するため、メインヒロインと王子をこっそりと焚き付けるのだが、自分は慈善事業や社会貢献でクリーンな評判を保ちながら、王子側をそそのかして不正や…続きを読む