悪役令嬢の継母に転生したので娘を幸せにします、絶対に。王子? 騎士? 宰相? そんな権力だけの上っペラな男たちに娘は渡せません。

作者 牧野 麻也

4,560

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★★★ Excellent!!!

セレーネの行動力が半端ない!
周りが敵だらけでもあの手この手wで味方を
増やしたり、ピンチをチャンスに変えて大逆転したり。
各章とも最後はスッキリ展開なのが嬉しい!

ハラハラドキドキするだけでなく、時に考えさせられたり、気付かされることもあったり。
子供たちがワチャワチャしてる場面はほっこりして大好きです!まさに癒しでございます!

本筋はもちろん、子供たちの成長とそれぞれの関係性の変化も楽しみで、今後も目が離せません!!

★★★ Excellent!!!

まず、タイトルの通り継母に転生ってのが、そこいらへんのファンタジーにはない設定でして非常にユニークです。
そして昔の格言(?)に「行間を読む」とかいうフレーズがあるのですが、登場人物の発言の隙間という行間が、丁寧な言い方をすれば心理描写。乱暴な表現をすれば罵倒があったり行動描写やらで退屈しないというかセリフを読まなくてもイケるんじゃないかと思ったり。
そして、これドラマにもできそうな気がする。

おすすめです。

★★★ Excellent!!!

舞台設定は、乙女ゲームの悪役令嬢を救い出す転生モブの活躍もの。
間口の広い安心仕様です。
天使のような悪役令嬢(予定)のチビッコを、存分に愛する継母のほっこりハートウォームな物語。

して本筋は。
継母は、継母らしく振る舞うべしと、誰が決めた?
私が私らしく生きること。
その背中を愛しい継子にみせること。
それが、次代のハッピーエンドを紡ぐと信じ、困難な道を敢えて行く。
ひとりの「わたし」のストーリー。

言いたくて言えないことの代弁者たるヒロインは、今日も因襲の意味を問い続け。やがて、周囲には理解者や協力者が集い・・・
各章のクライマックスには、胸のすく展開が待っている。

このドキドキを分かち合いたい大河のようなスケール感ある作品です。

★★★ Excellent!!!

まず…自分は男なんでベタベタ甘々は苦手なんですが、そんな事はないけどちょっぴり甘めなとこもある素晴らしいバランスの作品です!!

これは男と言うか妻を持つ旦那さんにも読んでもらいたいです!!

男らしくも可愛らしいヒロインと最低な旦那さま、よくあるざまぁかと思いきや…

ネタバレになるので言えませんが…
可愛すぎる悪役令嬢に頼りになるメイド仲間?少しずつ味方になってくれる人達も含め本当に素敵ですw
ヒロインの意外な姿を見てきゅんっとしたり、旦那様の…な所に当てられて恥ずかしくも嬉しそうな姿にもう!!ってなります!!
他にも子供達が最高に可愛くて…ちょっとしたヒロインのくせ?な
〇〇の匂いをのところなど自分も娘にやっているのでわかってしまったり…w

ハラハラ悶々するようなシーンもありスッキリもする…
その都度、変わってく周りの人達の魅力にもやられますw

タイトルにもありますが
ファンタジー色が薄めというか、ほぼないに近いので問題なく入り込めます…w

私みたいに入り込みすぎて周りが見えなくならないようにだけご注意をw

★★★ Excellent!!!

よくある悪役令嬢転生かと思っていたため読めていなかったのですが、本当に読んでよかった…

ハラハラする波がめちゃくちゃ高く押し寄せてくるのですが、主人公ならなんとか跳ね返してくれる!という安心感が先の展開を楽しませてくれて、解決するかと思いきや主人公すら予想外のことが起こったりと泣いて笑ってとても素敵な作品です。

色々と考えさせられる内容です。

一気読みしてしまいました☆

Good!

自分が護りたいと思った子を自身の力で護り育んでゆくお話は時に激しく、時に快活に進んでいき楽しく読めます。
大切な人を守る事に性別など関係ない、強かなお話ですがテンポよく読め楽しく感じます。

ただ少し残念な部分があるとすれば、男性だから女性だからと囚われない話であるはずなのに、毒を吐き逆に囚われてしまっている部分も見受けられましたので、そこが苦手な方だと少し読むのが大変かもしれません。

★★★ Excellent!!!

継母物語の中でも、自分ランキング一位です!!щ(゜▽゜щ)

自分を通す潔さと凛とした姿に痛快さと豪快さを、森林部隊のような闘う姿に快感を、時折見せる弱った姿と心に人らしさを写し出す継母様。
うん、彼女の物語は今後も無理難題が降りかかりそうな気配ですが、持ち前の豪快さ(敢えてここを強調(笑))で、吹っ飛ばしてくれること間違いなしっ!!と確信してます(*´ω`*)

笑いあり、バトルあり、涙&混迷(悩みに対する)少々のスパイスたっぷりな、愉快爽快痛快豪快な継母物語の扉はこちらです!!♪ヽ(´▽`)/

★★★ Excellent!!!

乙女ゲームシナリオに抗い、自分自身の価値を誇りに思い。
世間が自身を否定しても、自分の意志の強さで色々な試練に立ち向かう主人公はとても魅力的でカコイイ。
理不尽なレッテルをぶち壊し捲り、可愛い娘の成長を見守り、時には弱音を吐き...その度、読者としてセレーネ頑張れ! とエールを贈る気持ちで心が打たれる時を是非貴方も分かち合いませんか?

★★★ Excellent!!!

再婚したら再婚相手の連れ子が未来の悪役令嬢だったので、母として悪役令嬢を救うお話です。

家族ってなんなんだろうとか、女である前に人間であることを考えさせられたり、ほんとに色々と考えさせられることが多いお話でした。
まさか悪役令嬢ものでジェンダーロールについて熱弁される日が来るとは…。
とにかく、アティを幸せにしてあげたいセレーネのパワーに押される話でよきかなです。

とにかく……!アティとセレーネとツァニスは末永く幸せに暮らしてほしいですね!!(3章完結時点の感想です)

★★★ Excellent!!!

 ページをめくる手が止まらず半日で読んでしまいました。
 途中から主人公の言葉に重ねて、日々のストレスを発散しております(心の中でですが笑)。
 
 私にはこのように堂々と意見を言う自信はありません。しかし、自分の中の大切なものを、自分が自分である証を守るためにも、彼女を見習っていこうと思います。

 更新楽しみにしております!

Good!

全体的に楽しいし、面白くて、しかも読みやすい。
私としては好きな部類の作品になります。
(もちろんお勧めもしたい。)

ただ、主人公の性格もあるとは思うのですが、貴族社会に種を蒔こうとして、
言っていることが現代人の感覚のまますぎて、自分と自分の周りが良ければいいという感じに見えてしまうのが少し気になるところです。

とはいえ、現代で考えると色々考えさせられることも多い内容なのに、重苦しくなりすぎず、バランスも程よくて読みやすく、私は好きです。
主人公の健闘にここからも期待なう。

★★★ Excellent!!!

異世界に転生したものの前世の記憶が曖昧なまま生きてきたセレーネ。しかし侯爵との再婚と同時に彼女はある重大な事実に気付く。この世界は乙女ゲーの世界で目の前にいる義理の娘はそのゲームに登場する悪役令嬢だと! 将来的には悪役令嬢になるアティだが、この時点ではまだいたいけな少女。そこでセレーネは彼女が悪役令嬢ではなく立派な美少女になるように、いっぱい愛して育てようと決意するのだ!

人気ジャンルである悪役令嬢ものは様々なバリエーションがあるが、継母視点から話が進むというのはなかなか珍しい。令嬢であるアティの周りは口数少なく冷たい父親の公爵に、やたらアティに偏執的な愛情を見せる子守にいちいち嫌味な家庭教師など、将来的にアティを悪役令嬢に仕立てあげるだけあって、なかなか問題のありそうな人物ばかり。そんな環境でもひるむことなく、時には対話、時には恫喝、時には男装して大立ち回り。あの手この手でアティを守りながら、いっぱい愛情を注ぐセレーネの姿が頼もしくも微笑ましい。

しかし、アティの周りには何かときな臭い陰謀が付いて回り、さらには乙女ゲーの攻略対象たちまで関わってくる。こんなハードモードの中、果たしてセレーネはアティを立派に育て上げ、幸せを掴みとることができるのか!?


(新作紹介 カクヨム金のたまご/文=柿崎 憲)

★★★ Excellent!!!

面白かった!まだ連載中だけどね!!
次話待ち遠しい!!

話も居間までには無いタイプ、テンポすごく良く、速めの楽しめの曲がBGMにでもなってるのかな?みたいな感じで進む。

毎回後味は良く、悪い感じを残さない。
ある意味ざまぁがいくつもあるが、どれも気持ちいいものになっている。

コメディが苦手な方でも、これは抑えておくべきでしょう!
爆笑好きならぜひもなく!!

ーー追記ーー117話迄読了

「かんがえること」

一例として男女の性差が使われているけど、私には作者さんの意図はわからない。
が、
主人公が周囲にさせたいのは、常に考えてみること、をまずすることが大事、自分のみならず自分の周囲のためにも、と強く思っているのが見てとれます。

前例がないなら自分で前例作ればいいだけ。
合理的判断すれば、それは誰にでも説得力がある。例外は脳みそ使えない我儘なクズだけ。
”常識”って言葉はバカが考えないために利用する単語、相手に考えさせようとしない害悪クズも大量に居る。

こういうことが見てとれました。

フォロワーが大量に付いたので、その中で何人かがそこまで気付き、自分を変えていく努力をしてくれればいいなぁ、と、希望を与えてもらえました。ありがとうございます。

良い作品は、登場人物たちが訴えます。真逆の作品もありますが、それは読者が読み取るべきものです。
読者は、自分で読み取る力を、良い作品を読んで研鑽していくのがいいでしょう、より深く見ることができると、それはもう楽しくなります。

ただ、だめな作品に引っかかったら腐ります。

これは、とてもよいのに、入りやすい作品。

この良さを深く追っていく人が増えてくれたら嬉しいです。