概要
その筆に恋をした
天才画家の素質を持った少年。秀才画家の素養を持った少女。
そうして、どちらにもなれなかった凡才を名乗る美術教師。
二人だけに許された特別美術部、活動場所は屋上。
二人の天才は移り変わる空の色を、それぞれの目で真っ直ぐに描き続ける。
描けど欠けている穴を、少しずつ埋めていく。
これは、不器用な画家達が描く一枚の物語。
そうして、どちらにもなれなかった凡才を名乗る美術教師。
二人だけに許された特別美術部、活動場所は屋上。
二人の天才は移り変わる空の色を、それぞれの目で真っ直ぐに描き続ける。
描けど欠けている穴を、少しずつ埋めていく。
これは、不器用な画家達が描く一枚の物語。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!創作をしている人に是非読んで欲しい物語です
主人公は美術講師の男性で、彼が見守るのは画家の素質を持つ二人の生徒。
二人が学校の屋上で空を描き、主人公がそれを見守っている姿がとても印象的なお話です。
画家さん達のお話ではありますが、創作をされている方なら、作品を作り出す上で苦しんだり楽しんだりする場面はとても共感出来るのではないかと思います。
趣味程度ではありますが私も絵を描いているので、自分と重ねて見えるものがあって、とても苦しい事もあるけれど、創作に真剣に向き合う気持ちを思い出させてくれる素敵なお話だなと思いました。
個人的に、感情豊かなココさんが好きで、彼女が他の人の作品を見た時の場面や、自分の作品に向き合う所、そして主人公…続きを読む