概要
パーティーの拠点となる物件の下見をしたついでに、役に立たないお荷物戦士のブレアを追放しようとした、勇者アレックス。
しかしその時、前世の記憶が蘇る。
ここは前世で読んだマンガの世界。
そのマンガでは、追放されたブレアが後にチート級の力を手に入れ、かつて所属していたパーティーに見事ざまぁを果たすことになるらしい。
つまりこのままだと、アレックスはざまぁされる運命。
これはいけないと、急遽パーティー追放をやめようとするアレックスだが、他のメンバーはすっかりブレアを追放する気になっていた。
ブレアをパーティーに引き止めるため、あわよくばチート無双できる力の恩恵を受けるため、アレックスの奮闘が始まる。
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- ★★★ Excellent!!!俺は知っている、知っているぞぉー!
勇者アレックスは、役立たずでパーティーのお荷物になっているブレアにクビを宣告しようという瞬間に、前世の記憶をとりもどす。
今いる世界、知っているぞ。死の直前に読んでいたあのマンガの世界だぁ!
となると、今クビにしようとしているブレアは主人公、チートな能力に目覚めてパーティーをクビにした俺にザマァする結末が待っている!
危ういところでクビにするのを踏みとどまるのだけど、クビにされるのが当たり前なポンコツなものだから、他のメンバーをなだめつつ、ブレアを励ましつつ、板挟みに耐えねばならないアレックス。もっと苦しめ。おっと失礼、本音が漏れてしまった。 - ★★★ Excellent!!!ヤバい、ザマァされたくないっっっ!!!
役立たずの戦闘員ブレアをパーティーから追放しようとした瞬間……。
!!!
勇者アレックスは前世の記憶を思い出したのです。そして気づく、自分の置かれている状況。これってまさかあのお話の世界なのでは、だったらこのままだと……??
正確なところはわかりません。しかし万が一のことがあった場合、アレックスは大活躍する主人公側ではなく、見事ざまあされる側なのです。
まずい。このままだとシンデレラのイジワル継母のポジションです。いただけません。回避せねば。
そこで追放を撤回し、ざまあ回避のため、ブレアとの接し方を改めます。恨まれてはいけません。好感度アップを狙うのです。
ということで、ざまあ回避に奔…続きを読む - ★★★ Excellent!!!役立たずを追い出すと……俺がバッドエンド!?
「ブレアよ。お前をパーティーから追放する! 要はクビだ、クビ!」
パーティーの役立たず・ブレアを追い出そうとした勇者アレックスは、そう言った後すぐに前世の記憶を思い出します。
パーティーを追放された奴が実は凄くて、なんやかんやで大成功。一方ブレアが抜けたパーティーは、うんぬんかんぬんで酷い目にあうのです。
「そしてその主人公はブレアで、酷い目に遭うのは……俺!?」
保身に走ることに決めたアレックスは、ブレアを追放させないため、ブレアの適正職業を探そうとします。しかし中々ブレアの適正職業が見つかりません。
はたしてアレックスは、ブレアの追放を回避することが出来るのでしょうか?